障がい者通所施設運営補助 一律2割削減

新座市は障がい者通所施設に対して、国の人員基準を上回る配置をしている場合1人あたり240万円、利用者の送迎や給食の提供にはそれぞれ100万円補助していますが、コロナによる見直しで補助金が削減されました。

石島議員は本会議で、補助額の積算根拠と事業所への影響を聞いているか質しました。

担当部長は「各事業所に対する令和3年度の補助額は、項目を積み上げた数字ではなく、令和3年度の補助金合計の上限額を2千万円に変更したので、令和2年度の上限額2479万8000分の2000万で比例配分した金額としました。人員の加配に補助金を出しているのは、県内では川口市と新座市のみで、コロナの影響による見直しです。一度に削減すると大変なので段階的にしています」と答弁しました。

石島議員は「職員加配ができないと施設外就労など利用者がやりがいを感じているものができなくなる、と聞いている。削減してはいけない補助金です」と追及。部長は「次回は話を聞いて検討したい」と答弁しました。

7事業所の補助額(当初予算額)

(にいざ民報 2021年3月14日 No.1894)