民青同盟がフードパントリー実施@新座駅

日本民主青年同盟埼玉県委員会は4月28日、新座駅南口で「若者応援!街かどフードパントリー」を行いました。

今回用意した米や缶詰、レトルト食品、生理用品等は民青同盟がSNSや「赤旗」日曜版、日刊紙へビラを折り込んでカンパを募り購入しました。食品を詰めた60食に対し、100人以上が行列をつくり、1時間の行動のうちにすべてなくなりました。通りがかりの方からは寄付が寄せられました。

民青同盟のメンバーは、「学生実態対話アンケート」調査にも取り組み、56人の学生さんに協力していただき、切実な声がたくさん寄せられました。一部を紹介します。


Q、コロナ禍で今の生活にあてはまるものは?(複数回答)

  • 将来(就活や進路)が不安。 34人
  • バイトでシフトが減ったまたは解雇された。 13人
  • 感染の不安がある。 24人
  • ストレスが増えた。 23人
  • 学費、奨学金のことが不安。 14人
  • 生活に必要な経費を削っている。 16人
  • 休学や退学を検討している。 3人
  • リモート授業やサークル活動に不満がある。 3人

Q、チェックした項目について、その実態や理由をリアルに教えてください。

  • コロナでバイトができない、お金が全部高い。 (2年)
  • 正直大学で勉強したい。1人で授業受けてると緊張感を持てない。 (4年)
  • 学費がオンラインに対して免除等が少ない。就活が思うように動けない。 (4年)
  • バイトでシフトが減ったので月に使えるお金が少なくなって大変。 (1年)
  • 時間短縮で、授業終わってから働ける場所がほとんどなく削られる。 (1年)
  • リモートで電子機器を買うので出費がすごい。
  • 親の仕事がなくなり、学費が不安。 (1年)
  • 入学式もなく大学生活がオンラインで始まって、友達もまともにできないまま2年生になり、精神的につらくて休学まで考えました。今は心療内科に通いながら頑張ってます。 (2年)
  • ライブや舞台が中止になった。人と会えなくなった。分からないことを聞けない。 (1年)
  • リモートの学習があるため、思うように集中できず、将来良い教師になれるのか不安。 (2年)
  • リモート授業は質が保証されないので嫌です。課題提出ばかりで何も身につきません。 (2年)
  • 自宅にこもることが増え、遊びでストレス発散できず憂鬱になった。学費を稼ぐことができず、休学、退学を考えている。 (2年)
  • 学校にあまり行けないのに施設使用料がそのまま。プリントの印刷など自己負担なのに補助がない。ノートPCを買わなければならなくなった。 (4年)

Q、コロナ危機を経験し今の社会は変わるべきだと思いますか、また変えていけると思いますか。 (56人中)

  • 変わるべきだし変えられると思う。 29人(51%)
  • 変わるべきだが変えるのは無理だと思う。 23人(41%)
  • 今の社会に不満はないが変えられると思う。 2人(4%)
  • 今の社会に不満はないし変えるのも無理だと思う。 2人(4%)

Q、政府、国に対してひと言

  • 税金が高い。お金の使い道しっかり。ヨーロッパの政治みたいに、福祉や教育などのお金は無料とかがいい。
  • オリンピック延期してほしい。
  • 金銭的な支援がほしい。
  • 学費を減額してほしい。

(にいざ民報 2021年5月16日 No.1901)