「学校の個室トイレに生理用品の常備を」 新日本婦人の会新座支部が市教委に要望

5月24日、新日本婦人の会新座支部は、新座市教育委員会に要望書を提出し、担当課との懇談を行いました。辻実樹市議が同席しました。

【要望の内容】

  1. 学校トイレ個室に、生理用品を常備してください。
  2. 必要な児童生徒には生理用ショーツを配布してください。
  3. 養護教諭らに生理をはじめ、心や身体の悩みを気兼ねなく相談できる環境を整備してください。
  4. 国に対して、憲法第25条、第26条に基づき、生理用品提供に取り組む各自治体に対して、ふさわしい財政措置を取るよう求めてください。

懇談では、「子どもからは言いづらい問題だからこそ、アンケート調査などを行い、実態把握をしてほしい」「性別に関係なく、体の仕組みをお互いに学ぶ教育を進めてほしい」「生理は個別性があり、早くに始まる子もいる、生理の学習は5年生では遅いのではないか」、などの意見、要望が出されました。

担当課の職員の方からは、現在市内の小中学校では、保健室に生理用品を常備し必要に応じて無償で提供している等の現状をお聞きしました。

市教委と懇談している様子
市教委と懇談している様子

(にいざ民報 2021年6月6日 No.1904)