6月議会 日本共産党議員の一般質問

一般質問でみなさんの声を議会に届けました


副議長・総務常任委員 小野だいすけ市議

小野だいすけ市議

五輪選手団の受入れは止め療養施設の継続を
北野3丁目に建設中のスーパーの安全対策を

Q.パーシモンホテルは、新型コロナウイルス感染者の宿泊療養施設となっている。今後、五輪ブラジル選手団の事前キャンプ受け入れ先になる。受入れれば、療養施設として使えず、感染拡大も懸念される。今は、五輪よりもコロナ対策に全力をあげる時だ。受入れは止め、療養施設として継続できるようにすべきだ。
A.事前トレーニングキャンプの実施期間中、選手団が使用することで合意している。感染者は県内の他のホテルで受け入れる。

Q.北野3丁目にスーパーが建設中だ。周辺は交通量が多く危険な通りとなっている。スクールゾーンも近くにある。駐車場の出入り口を交差点から遠くするなど安全対策を。
A.事業者に対して安全対策に万全を期すように意見を提出している。大型店舗オープンに伴う渋滞・事故対策は重要だ。引き続き注視していく。


文教生活常任委員 しまだ好枝市議

しまだ好枝議員

図書購入費は元の金額に戻してほしい
修学旅行等のキャンセル料は市が負担する

Q.昨年度3300万円だった図書購入費が2500万円に減額されてしまった。コロナ禍で図書館を利用する方も増えている。図書館の質の低下にならないよう元の金額に戻してほしい。
A.電子図書館の導入も考えている。今後新座市の図書館の充実に向け、予算獲得に鋭意努力していきたい。

Q.「北野ふれあいの家」は、利用者も多く、子どもたちも利用している。休館日を元のように月曜日だけに戻してほしい。
A.コロナ禍の状況、財政状況を見極めながら判断をしていきたいので、もうしばらく待っていただきたい。

Q.今年度の学校行事については実施の方向と聞いている。修学旅行等でキャンセルが発生した場合は、市で負担をしてほしい。
A.修学旅行に行ってもいないのに保護者負担にする訳にはいかないので、市で負担をする。


厚生常任委員 小野ゆみこ市議

小野ゆみこ議員

ケア労働者にPCR検査を行うべき
にいバスの運行本数やルートを見直すべき

Q.ケア労働者は、日々感染対策に気を使っています。いち早く無症状感染をしているケア労働者を見つけ出すことが感染拡大を防ぐ最大の方法だと思います。新座市でもPCR検査を行うべきだと考えます。
A.ケア労働従事者への定期的なPCR検査の実施につきましては、国や県からの検査費用に対する補助がなく、市単独では難しいと考えています。

Q.公共交通システムのアンケートの結果をうけ、市の考え方について伺います。この結果からにいバスの運行本数の少なさやルートについて不便さを感じていることが伺えます。ルートの見直しや便数の調整、デマンド利用など、会議の報告はされないのでしょうか。
A.令和4年度中の運行開始を目指します。ご提案を含めた様々な視点で慎重に検討していきます。

その他 住所の枝番など。


文教生活常任委員長 石島よう子市議

石島よう子市議

保育士の処遇改善で待機児童解消を
高齢者いきいき広場は元の運営に戻せ

Q.公立保育園の産休育休代替保育士はパートタイム職員で募集しても応募がなく、5月1日時点て保育士不足のために36人の子どもが待機児童となっていました。フルタイム職員採用に代えて処遇改善と保育の質の確保を図るべきです。
A.フルタイム職員制度導人に向けて検討に入ります。

Q.法人保育園でも保育士確保に苦慮されています。処遇改善のための補助金を増額するべきです。
A.財政状況から増額するのは難しいです。

Q.休止した「高齢者いきいき広場」は、老人福祉センターに代わる施設です。1500万円の運営費が出せない財政状況ではありません。自主運営は大変です。シルバー人材センターの管理運営に戻すべきです。
A.財政状況を考えながら引き続き検討します。

その他 ①ワクチン接種の円滑な実施を。②携帯型ヒアリングループの活用を。


建設常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

財政非常事態宣言を撤回し、
当たり前のことを実施する市政にもどせ

Q.コロナ禍で税収は激減するとして昨年10月に財政非常事態宣言を発出したが、令和2年度の市税収入は過去最高だった。財政見通しを間違えたのに、並木市長は誤りを認めず財政非常事態宣言を続け、①市民相談をやめる。②道路改修工事を中止する。③雨水対策工事を中止するなど異常事態を続けている。この6月議会では、令和2年度の収入はさらに増え、当初予算より6億円以上も多くなったことを財政当局が認めた。間違えた財政非常事態宣言を撤回して、当たり前のことを実施する市政に戻すべきだ。
A.コロナの影響で大幅な減収が見込まれたため財政非常事態宣言を発出し事業の見直しを行った。3度目の緊急事態宣言が発出され経済の回復も不透明な状況であり、現時点での宣言の撤回はできない。


厚生常任委員長 辻みき市議

辻みき市議

小中学校個室トイレに生理用品の常備を
平林寺前の危険なバス停の安全対策を

Q.生理用品はトイレットペーパーと同じくらいの必需品です。貧困対策、ジェンダー平等の観点から小中学校トイレ個室に生理用品を常備してください。
A.場所の確保、保管容器の設置等、また予算の面で、学校トイレヘの生理用品の常備は考えていない。生理用品は児童生徒が申し出れば保健室で提供している。

Q.平林寺前のバス停は、バスが停車すると車両半分が横断歩道に掛かり大変危険です。安全対策を。
A.隣地地権者やバス事業者及び新座警察署と協議を行い、横断歩道及びバス停を移設することで調整が済んだ。早急に整備していく。

Q.児童発達支援センターの保育所等訪問支援、一般相談支援事業に専任の職員を配置すべき。
A.臨床心理士1名、児童指導員1名を配置する。

その他 ①女性支援の充実を。②ジュニアアスポート事業の復活を。


(にいざ民報 2021年7月11日 6月議会報告号)