デマンドタクシー実証実験、11月から実施 対象は石神、あたご、菅沢、中野地区の65歳以上
新座市議会第3回定例会初日(8月27日)の全員協議会で、以下について報告されましたので概要をお知らせします。
デマンドタクシー実証実験の実施について
●目的
路線バスやにいバスではカバーできない交通不便地域や、バスの需要が見込めない地域での移動手段の確保について、デマンドタクシーの実証実験を行い有効性を検証する。
●対象地域
交通不便地域で高齢化率の高い石神地区、あたご・菅沢地区及び中野地区。
●利用者の要件
対象地域に住所を有する満65歳以上の方。
●利用方法
事前に利用登録をして、自宅と市が指定した乗降場所(共通乗降場所)との間の移動を支援する。利用登録申請書を市ホームページ又は市役所窓口で受け取り、郵送、FAX、メールで市役所へ提出する。1週間程度で利用登録証を発行。
●実施期間
令和3年11月1日から同年12月28日までの約2か月間(日曜日及び祝日を除く)とし、運行時間については、病院や公共施設の利用を想定し、午前8時30分から午後5時までとする。
●利用者の負担額等
1回500円に設定。タクシー事業者に対しては、タクシー料金から利用者負担の500円を差し引いた額と事務手数料を補助。
●その他
実証実験終了後には、本格導入についての検討資料とするため、利用登録者に対しアンケートを実施する予定。
今議会提案の補正予算に、デマンド型交通事業補助金等400万円を計上。必要経費の2分の1である200万円は、県の地域公共交通活性化促進事業補助金を活用する。
(にいざ民報 2021年9月5日 No.1915)