「いきいき広場」は5ヵ所とも市の運営に -来年度の全体の事業を見ながら、判断していきたい-

しまだ好枝市議
しまだ好枝市議

嶋田好枝市議は9月14日に一般質問を行いました。

「高齢者いきいき広場」を、来年度から市の運営に戻してほしい。

問:新堀いきいき広場の皆さんは、自主運営という市の方針を受け、4月から再開しました。市との話し合いで、光熱水費、事務費などを市が負担してくださることになりました。再開でまず始めたのは、いきいき体操(テレビ体操)でした。女性たちが中心で、大変好評とのことです。その他にも健康マージャン、パソコン教室、英会話、囲碁、将棋など、コロナ禍の中でも、7月は555人の参加でした。まさに、「いきいき」と活動されています。八石いきいき広場では、パソコン教室が行われています。ところが、残りの池田、東野、西堀では、まだ再開されていません。この3か所には参加希望者がいないわけではありません。開いていれば参加したいが、自分が責任者になって鍵の管理をはじめ色々と責任のある仕事を引き受けることはできない、という思いの方がたくさんいらっしゃいます。高齢者の生きがい・交流の場ともなっているこのいきいき広場を、来年度から5か所全部で再開していただきたい。

答:(市長)財政非常事態宣言により休止としたが、自主運営ができるところについては、お願いしている。鍵の管理、清掃が大きな負担となっていることは承知をしている。現状を踏まえながら検討していきたいと思っていますので、もうしばらくお待ちいただきたい。

問:市は、このいきいき広場の存在意義は理解していただいているということで良いのでしょうか?

答:(いきいき健康部長)必要な事業であることは、認識をしています。

予算がない訳ではない!

問:高齢者の方に、「何年間も自主運営をしてください」などということを、市は言えるのでしょうか?財政非常事態宣言で、予算化されていた9本の道路補修工事をやらないことにしてしまいました。ところが今回の補正予算第6号で9本の中に入っていた、恵山通りの補修工事を予算化しました。そうであれば、いきいき広場の再開も実現可能なはずです。予算がない訳ではありません。来年度からの再開ができないという理由はあるのでしょうか?

答:(市長)来年度につきましては、全体の事業をみながら、判断をしていきたいと思っています。今しばらくお待ちください。

(にいざ民報 2021年9月26日 No.1918)