住宅リフォーム助成制度の復活を! 新座の魅力のがん検診は無料で続けよ!

小野ゆみこ市議
小野ゆみこ市議

12月10日に一般質問で小野由美子議員が、住宅リフォーム助成制度の復活と新座のがん検診について質問しました。

住宅リフォーム助成を復活せよ

質問:新型コロナウイルス感染症が蔓延し、私たちの暮らしは大きく変化しました。そのため、住宅の一部をリフォームすることを希望する方が多くいます。住宅リフォーム助成制度を復活するべきです。このコロナ禍、多くの市民が新しい生活スタイルを取り入れる事となりました。今こそ、住宅リフォーム助成制度を復活するべきです。

市長:多くの市民の要望があるとは思いますが、個人の財産につながる事なので復活は考えていません。

質問:現在、県内の市町村で助成をしている自治体はどのくらいありますか。

都市整備部長:現在、県内63市町中35自治体が行っています。

質問:平成21年から10年間行われた住宅リフォーム助成制度です。多くの市民が利用してきました。費用対効果があるのではないでしょうか。

都市整備部長:要望の高い制度ではありますが、やはり緊急性がないことと個人財産の形成になりますので助成は行いません。

前立腺がんの検診を復活せよ

質問:令和2年度から無料での前立腺がんの検診が廃止されました。この検診は、多くの自治体で検診の対象となっています。前立腺がんは、多くの自治体でも検査されている項目です。血液を採取してPSA検査をして数値を見ます。この検診を新座市でも復活するべきです。

いきいき健康部長:厚生労働省が、「世界的に科学的根拠がない」と位置づけました。国の指針を受け、朝霞地区医師会でも、承認されたので対象外にしました。

がん検診は無料で続けるべき

質問:新座市は多くのがん検診を現在無料で行っています。毎年多くの市民が検査を受け、早期発見につながってきました。そのような新座市の優れた制度を続けるべきです。

令和2年度には乳がん検診・子宮がん検診が2年に一度となり、前立腺がん検診への助成も廃止されました。がんは早期発見・早期治療が大切です。全国的にもがん受診者が減ったそうです。「来年以降がん患者が増加することが心配される」と医者は心配しています。がんの治療は高額になります。早期発見はその抑制につながります。今後も、がん検診は無料で続けるべきです。

市長:今年度は受診率が下がっていますが、コロナの影響で受診抑制されたり、集団検診を中止した影響かと思っています。今、令和4年度の予算編成中ですので、3月議会で示したい。

(にいざ民報 2021年12月19日 No.1928)