西武バス営業所の騒音対策で、防音壁などを付けてほしい 障がい者の補助金8000円を元どおり支給すべき

しまだ好枝市議
しまだ好枝市議

嶋田好枝市議は12月の一般質問で取り上げました。

:本多にある西武バスの営業所では100台以上のバスが発着しており、早朝4時30分位から始業点検が始まります。営業所の真向かいに住んでいる人は、その騒音で5時位には目が覚めてしまいます。特に冬場は騒音がひどいです。防音壁を付ける、ついたてを付けるなど、改善の方策を実施してもらいたい。

:市の担当者が西武バス営業所の所長と面会をしました。「住宅地に防音壁をつけることについては、災害時に倒壊の恐れがあるので、できません。アイドリングを控える、なるべく離れて点検をするなどの努力をします」との返事でした。

:「私たちは以前から静かに暮らしていたのに、営業所がどんどん拡張されてバスの台数が増えてきました。その結果、騒音がひどくなってしまったのです。何とか安心して休める環境を戻せるようにしていただきたい」と該当する方は訴えられています。今までも改善するという返事を担当者からもらっていますが、一向に改善されません。もっと踏み込んだ改善策をお願いしたいです。

:アイドリングについては控えるよう職員に指示・指導をして、場所についても離れて行うよう周知・徹底いたします。

財政非常事態宣言に乗じて、8000円の市独自の補助をカット

:65歳以上になってから重度心身障がい者になった方に、市は独白に8000円の補助をしていました。最初は埼玉県が補助をしていたものですが、県が補助を打ち切った後も、市はずっと補助をしていました。それが、「今年の3月までで、支給資格喪失となりました」という通知で、4月からは支給されなくなってしまいました。支給されていた人は、突然8000円の収入がなくなってしまい、大変困っていらっしゃいます。来年度からは、元に戻していただきたいです。

:埼玉県の補助金が廃止されたので、新座市も廃止をしました。元に戻す考えはありません。

:埼玉県が補助をやめたのに、新座市が長い期間継続して支給していた理由は何でしょうか。

:(少し考えてから)より手厚い支援をするために、継続をしてきました。

:今回新座市で8000円のお金が出せないという理由は何でしょうか。

:今後該当する人の数が増えるため、金額が増えるので、支給できない。

:新座市の市税収入は増えています。財政調整基金も45億円に増えています。出せない訳はないのではないか。

:元に戻すことは考えていない。

福祉の向上に努めるのが、地方自治体の仕事です。市長は8000円が減らされて困っている人の気持ちを分かろうとしません。

(にいざ民報 2021年12月19日 No.1928)