デマンドタクシーは市内全域で

笠原すすむ市議
笠原すすむ市議

新座市は「にいバス」とデマンドタクシーを組み合わせた新しい公共交通システムを検討しています。第1回公共交通会議(7月21日)には5コースの新ルート案が提示されました。現行の北コースと東コースと西コースはコースが一部改編されています。東久留米ルート(東久留米駅から老人福祉センターを経由して新座市役所へ)と新循環ルート(新座駅から市役所・畑中・馬場・栄・片山・野寺・石神・あたご・菅沢を経由して新座駅へ)が新設されます。

また、デマンドタクシーが交通不便地域(①石神・堀ノ内、②あたご・菅沢、③中野)の高齢者に限定して11月〜12月に実証実験が行われています。

笠原進市議は12月10日の一般質問でこの問題を取り上げ、「多くの市民から歓迎される公共交通システムになるよう」提案しました。

笠原進市議は、「新しい公共交通システムは当初の計画では今年の10月からスタートする予定だったがコロナ禍で1年遅れた。来年の10月には遅れることなく新しい運行をスタートさせてほしい。①各ルートとも最低でも1時間に1本の運行が必要。②日曜日も運行すべき。③デマンドタクシーは交通不便地域に限定せず市内全域で高齢者、障がい者、妊婦の方々が利用できるようにすべき」と提案しました。

並木市長は、「現在さまざまな案を検討している。みなさんの意見も参考に、実証実験の結果も参考に総合的に判断する。来年4月頃までには決めて秋にはスタートさせたい。デマンドタクシーは東北1・2丁目とか栗原5・6丁目などのように駅から近い地域は意味がないと思う。市内全域ではなく、駅やバス停から遠い地域に限定したい。町内会の中でも分かれるかもしれない」と答弁しました。

笠原進市議は、「デマンドタクシーは市内全域で利用できるようにしてほしい。駅へ行くだけではなく、市役所や病院に行くにも使えるのがデマンドタクシーだ。市内に産婦人科医院は片山とあたご2カ所しかない。駅近くの人が利用できないのは困る。『利用しやすくなった』とみんなが思えるような案を作ってほしい」と改善を強く求めました。笠原市議の要望で提出された、今後のスケジュールは下記の通りです。

今後のスケジュール

(にいざ民報 2021年12月26日 No.1929)