にいバスのバス停を継続せよ バスコースを継続させる会が署名提出

1月25日、『新座団地内を通る「にいバス」コースの継続を求める要望書』の署名を秘書広聴課へ提出しました。参加したのは、「にいバス」の新座団地内コースを継続させる会の古田俊信代表、署名を集めているSさん、小野大輔市議です。

右から秘書広聴課長、古田代表、小野大輔市議
右から秘書広聴課長、古田代表、小野大輔市議

「新座団地内のにいバスのバス停継続を求める署名」は市長の代わりに秘書広聴課長が受け取りました。現時点での署名数は195筆です。幅広い方々がバス停の継続を求め、署名に取り組もうとしています。この声に市は耳を傾けるべきです。

古田代表は「にいバスに乗れなくなると、民間のバスを乗り継いでいくことになり、バス代は2倍になる。高齢者が多い地域で死活問題です。継続してほしい」

Sさんは「新座2丁目に住んでいる。民間バスが走っていない地域で、にいバスが無くなれば公共交通が無くなってしまう。朝10時にバス停には人がたくさん並ぶ。乗れない人が出るくらいです。団地内のルートを継続してください」と訴えました。

要望書の署名活動を引きつづき強めます。ルート案が公表されるのは、2月中旬です。

小野市議は、こうした声に応えて、3月議会でもがんばります。

12月議会 にいバスルート継続を一般質問

12月議会では、小野議員がルート継続について一般質問しました。

団地内のにいバス停が無くなる案が出ていると聴いた市民から不安の声が上がっている。計画では「ニーズを踏まえた運行の充実」とある。団地内のバス停は残すべきと考えるが、検討はどのようになっているのか。
日本共産党新座1、2、3丁目後援会が、にいバスの「新座団地」バス停でアンケートを取った。にいバスに乗るために待っていた方々に「にいバスのバス停が無くなる案がでています。どう思いますか?」と声をかけた。利用者からは「あるものが無くなるのは困る」「民間のバスはお金がかかって大変。志木駅や病院、市役所などに行くときに利用している。週3回〜4回は乗っている。」「新座地域は高齢者が多い。お年寄りのことを考えて政策をつくってほしい。バス停をなくすことには反対です。署名に取り組んでくれるなら、4人、5人と集めてくるよ」「便数を増やし欲しい。なぜ新座市のバスは便数が少ないのか。お金がないの?」「財政的に、にいバスしか乗れない。バスを無くされたら困る。」「新座団地東のバス停も利用している。新座2丁目、リバーサイドに住む人はバス停がなくなると利用できなくなる」などの声が上がっている、と質問しました。

市長は次ように答弁しました。
にいバスは、路線バスを補完する役割と位置づけている。路線バスではカバーされない公共交通不便地域における移動手段として、また高齢者の移動制約者の交通手段としての役割を担うことを主としたものだ。この考えに基づき、団地内のバス停も検討をしている。にいバスのルートやダイヤの見直し、さらにはデマンド型交通の導入について総合的に判断していく。もうしばらくお待ちいただきたい。


新座団地内を通る「にいバス」コースの継続を求める要望書

現在、新座市ですすめられている「にいバス」の見直し案のバスルートでは、新座団地内の「にいバス」のバス停が削減されています。新座団地内バス停は市内でも利用者が多いバス停です。市が行った調査では、北コースのバス停別の乗車数は、1番が新座市役所で909人、2番目が新座駅の南口で778人、3番目が志木駅南口で747人、4番目が新座団地で604人となっています。新座団地郵便局170人、新座団地の東202人で、合わせると団地地域は972人となります。市の計画でも、「ニーズを踏まえて充実させる」としています。利用者の多いバス停をなくすことは「充実」ではなく、「後退」と言えるのではないでしょうか。新座団地内を通るコースをぜひ継続して運行してください。

要望事項
新座団地内を通る「にいバス」のコースを継続して運行してください。

にいバスのバス停を継続せよ

(にいざ民報 2022年2月6日 No.1933)