ロシアはウクライナヘの軍事行動を即時中止し、撤退を!
日本共産党の志位和夫委員長は、横浜で訴えました。
ロシアによるウクライナ侵略について、(1)国連憲章を蹂躙(じゅうりん)した侵略(2)原発、病院、民間人への攻撃は国際人道法に背く戦争犯罪(3)核兵器大国を誇示し、核の先制使用で世界を威嚇(いかく)―の「三つの無法行為」を糾弾しました。
「いま私たちが目にしているのは、核兵器は人間に持たせてはならない絶対悪の兵器だということです。核兵器のない世界の実現は文字通りの急務です。」と訴えました。
ロシアの無法を見て、「日本の平和は大丈夫か」という声もあると思いますとのべ、「相手が『軍事、核兵器、力の論理』できた時に、こちらも『軍事、核兵器、力の論理』で対抗すればどうなるか。『軍事対軍事』の果てしない悪循環になり、戦争につながる一番危険な道になります。東アジアを平和の地域にしていくための憲法9条を生かした外交戦略こそ必要ではないでしょうか」と強調し、岸田政権や維新の会の危険な動きを強く批判しました。
訴える志位和夫委員長(右)=19日、横浜市中区
(にいざ民報 2022年3月27日 No.1940)