にいバスルートが仮決定 地域公共交通会議

5月17日に、令和4年度第1回新座市地域公共交通会議が開かれ、にいバスの4コースのルートとバス停図(案)・運賃などの変更点が示されました。

3月15日から4月14日まで市民と議員の意見募集が行われ、35人の市民と議員の2会派から合わせて113件の意見が出され、これらを参考に8項目を変更する。①運賃は大人(中学生以上)180円、子ども(小学生)90円、②75歳以上の高齢者及び妊産婦に無料乗車証を発行する。発行手数料は無料。障がい者手帳所持者は手帳を提示し無料。③新座団地から志木駅方面への直行便は運行(廃止は撤回)④志木ルートは北野入口バス停を経由し、志木街道を通るルートに戻す(神明神社脇を通るルートは撤回)⑤志木ルートは水道道路まで出ず、タイヤ館付近で折り返すルートに変更(野火止氷川神社周辺の水道道路を通るルートを撤回)⑥東久留米ルートは、総合運動公園及び市営体育館を経由し西屋敷通りを通るルートに変更(富士見新道を通るルートを撤回)⑦ひばりヶ丘ルートは、市役所止まり(新座駅まで行かない)⑧名称は新座市地域公共交通システム計画とする。

また、新規に購入するバス(1台)は地球温暖化対策を考え電気自動車にすることも発表されました。現在のにいバスを運行している東武バスは、電気バスの導入は初めてのことです。今和5年2月頃に納車の予定です。

今後のスケジュールは、①6月〜8月にバス停地権者との相談、バス会社や警察との協議、6月市議会にバス購入予算を計上②9月に第2回公共交通会議を開き、バス停・時刻表を提示。承認後、陸運局に申請。③12月陸運局認可④今和5年1月〜3月、バス停工事、電気バス納車、市民への周知⑤4月、新たな公共交通システム運行開始。従前は今年の秋から運行開始としていましたが、電気バスの納車が2月頃などの事情で来年4月からの新システム運行開始となりました。

バス

(にいざ民報 2022年5月22日 No.1946)