私道の管理や助成を市でも考えていくべき 公民館や集会所の休館日を元に戻すべき

小野ゆみこ市議
小野ゆみこ市議

小野由美子市議は、6月の議会で、次の項目について一般質問しました。

市道の管理・助成について

質問:私道の舗装は、そこに住む方にとって切実な問題です。しかし、地権者の高齢化や所在者不明になることもあり、整備がなかなかすすみません。私道でも地域の方の通り抜けの道になっていることもあります。これからは行政も考えていかなくてはならないものだと思いますが市の見解は。

市長:基本的には私道は私有財産でございますので、市で管理はできません。

質問:新座市のコミュニテイ施設整備事業補助金が5百万円から3百万円に下げられてしまいました。ますます申請しにくくなり、使いづらくなっているのではないかと思います。この補助額を元に戻していくべきではないでしょうか。

市長:新座市私道の整備が十分に行き届いていない現状を考えますと、私道の整備補助のさらなる拡充につきましては、現段階では難しいので、ご理解を賜りたいと思います。

公民館や集会所の休館日を元に戻すべき

質問:現在公民館や集会所は毎週月曜日が休館日となっています。公民館の休館は元のように隔週にするべきです。集会所は、月曜が祭日であった場合は次の平日が休館日でした。
今、市内の公民館は全ての月曜日が休館となっています。さらに、集会所まで月曜日が休みになったら、市民は全ての月曜日に公民館や集会所を利用することができません。これでは公共が運営しているという意味がないのではないでしょうか。市民が月曜日に利用できるようにするべきです。

市長:集会所の休所日は、令和3年度までは集会所の休所日を原則月曜日として、月曜日が休日に当たる場合は翌平日を休所日としました。このため、通年で毎週の利用が確保できないこともありまして、集会所が開所していてもその利用が伸びないという状況でした。
一方で、管理人の業務については、月曜日が休日に当たり、集会所を開所し、翌平日が休所日となる場合は管理人の負担となっている状況でした。このことから令和4年度から月曜日を固定の休所日として利用環境を整備するとともに、管理人の負担軽減も図ったものです。これまで特段利用者からの苦情もありませんので、このまま運用させていただきたいと思います。

教育長:財政再建に伴う公共施設の在り方の見直しにより、令和3年4月1日から毎週月曜日を休館とした。この見直しに当たり、利用者へ説明をし、それまで月曜日に利用していた団体の方には別の曜日に変更してもらうなど適宜対応しております。市民の皆様の活動に大きな支障が生じているという認識は持っておりません。

(にいざ民報 2022年8月21日 No.1957)