高齢者・障がい者世帯に対するゴミの戸別収集を来年度から実施
石島よう子市議
高齢者や障がい者世帯のごみを戸別収集する「ふれあい収集」が、来年度から実施されます。石島議員は準備状況等について12月議会で一般質問しました。
【質問】何度も質問してきましたが市民の期待は大きいものがあります。高齢者世帯の対象者については、志木市では85歳以上でゴミ出しが困難と認められる世帯というように、介護保険の要介護認定の方以外の方も、対象にしてます。どのように検討していますか。
【答弁】原則、要介護認定を受けている方のみの世帯、身体障がい者手帳をお持ちの方のみの世帯などで、かつ親族や近隣の協力を得ることが困難な世帯と考えています。その他の事情も想定されるので、福祉部局と連携して訪問調査する中で可否を判断したい。
【質問】安否確認はセットで行うのか。
【答弁】重要なポイントと思っています。安否確認を希望する方に行います。
【質問】申請方法など準備状況は。
【答弁】申請方法はこれからです。4月時点でPRして、早期に申請の受付をしたいと思っています。利用の可否について調査が必要なので、開始は5月か6月と考えています。一度に市の全域をやるのは厳しいので、例えば市の南部と北部に分割してどちらかをスタートし、そこで見えてきた課題を整理して、来年度中には全域で実施できるように考えています。
その他の世帯の戸別収集の課題は
【質問】市が3月に実施したアンケートの結果では、ゴミの戸別収集に「賛成」と「どちらかというと賛成」の合計は、ほぼ全域で半数を超えていますが、地域差があることもわかりました。戸別収集実施に向けての課題をどう考えていますか。
【答弁】都県境の方が戸別収集に前向きな割合が多く、意識の差が課題。要望は高いものの、コストも踏まえた有料化の質問には6割の方が反対でした。収集車の更新と作業員の確保ができないことも課題です。慎重に検討していきます。
(にいざ民報 2023年1月29日 No.1977)