三軒屋公園等複合施設の民間一括発注について 民間のもうけ優先ではなく、公設公営で進めるべきだ

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

三軒屋公園と東北コミセン、ほっとぷらざが統廃合し、民間企業に一括で発注され複合施設化する計画があります。小野議員は民間一括発注ではなくこれまで通り、公設公営で進めるべきだと主張し、本会議で一般質問しました。

【小野大輔市議】立体都市公園になるが転落事故等はあってはならない。対策を考えているのか。

【総合政策部長】周囲には柵だったりフェンスだったりということで十分な高さ等は確保していく。転落事故に絶対にならない条件をしっかりつけていきたい。

【小野議員】計画素案でVFM(value for meney)が公表されていない。契約年数、公設公営比はどうなっていますか。

【総合政策部長】PFIのBTO方式の場合0・9%、DBO方式の場合9・9%の削減効果が出る。契約年数は15年とか20年を検討している。

【小野議員】建設、管理、運営を一括発注することになる。別々に何%削減できるのか。

【総合政策部長】個別の数字、状況については、今まだ説明できる段階でない。

【小野議員】公設公営するほうがよいという意見はあるのか。

【総合政策部長】パブリックコメントで、民間活力活用に反対、心配する意見が何件かある。失敗事例等があるから、市民サービスの低下にならないようにと意見が出されている。

【小野議員】建設費は25・6億円だ。商業施設の建設費も入っているのか。延べ床面積は?

【総合政策部長】民間施設も入れる。面積は未定だ。

【小野議員】商業施設は有料になるのか。

【総合政策部長】子どもが遊ぶスペースで民間が入り使う分が一部有料になるようなことも考えられる。

【小野議員】参入企業が利益を上げるために、利用額が高額になり、市民が使いにくくならないか。

【総合政策部長】そういった形にならないように、提案があればよく審査をしていきたい。

【小野議員】採算が合わずに撤退する事業者がある。撤退した場合の負担は誰が被ることになるのか。

【総合政策部長】収益事業で運営をしていく施設は想定していない。撤退はまずない。審査で事業者の実施能力、実現性等はしっかりチェックをしていきたい。

(にいざ民報 2023年5月21日 No.1991)