ひばりケ丘コースの時刻表を見直すべき 健康入浴施設利用を再開するべき
小野ゆみこ市議
小野由美子議員は、6月13日に「にいバスの時刻表の見直しについて」と「健康入浴施設利用券について」一般質問をしました。
にいバスのコースと時刻表について
小野:にいバスのルートや便数が、令和5年4月から変更されました。運行本数は増えましたが、乗り換えの接続が不便です。そして、ルートが短くなりました。
令和4年9月に行われた地域公共交通会議では、「東ルートのひばりケ丘駅から堀ノ内方面のルートが廃止になるので、乗り継ぎがしやすくなるように考えます」と説明がありました。しかし、新座市役所での乗り換えは不便です。もっと接続が良くなるように見直しをするべきです。
市長:にいバスは、路線バスを補完する役割なので、路線バスとの重複を回避するとともに、市全体の公共交通網の活用を前提に再編した。
主な病院や老人福祉センターは、路線バスや東久留米及び清瀬コースなど、複数の手段によるアクセスが可能。また、再編後の時刻表は運転手の労働条件の改善を含め、様々な要因を総合的に勘案し、最大限の便数を確保している。
乗り換え時の接続も見直す前と比べると、改善が図られています。いろいろと不満の声は聞いていますので、今後も課題にしていきたい。
小野:今後考えていく方向として、乗り換えの利便性は考慮していただけるのか。
担当部長:まず基本的な公共交通の考え方は、路線バスに競合するものをつくるということではなく、公共の足がないところに少しでも公共の交通が使えるようにするということなので、整理した上で次回の検討材料にさせていただきたい。
健康入浴施設利用を再開することについて
小野:財政非常事態宣言が出され、削減された事業です。市民が楽しみにしている健康入浴施設利用券を再開するべきです。
市長:令和3年度末をもって財政非常事態宣言を解除しましたけれども、安定した財政運営を推進していくため、引き続き歳出削減に取り組む必要がある。健康の保持増進の一助となる事業であることは認識していますが、本事業を再開する考えは現在のところありません。
小野:他市では、高齢者の入浴施設券を利用して出かけていただき、交流するとともに健康増進に活用していただくとあります。再開の考えはありますか。
担当部長:財政の状況を鑑み、保健事業も廃止したので、現時点で一般の高齢者福祉施策として、新しい事業として始めるという考えはございません。
(にいざ民報 2023年7月2日 No.1997)