学校給食費に補助金を予算化して 令和6年度も値上げしないように
笠原すすむ市議
笠原進市議は9月19日の一般質問で、「学校給食費を来年度も値上げしないよう」市長と教育長に求めました。
引き続き給食費に補助を
笠原進市議は、「物価高騰の中、令和5年度は市が学校給食費に補助することで、値上げせず据え置きとなりました。令和6年度も値上げにならないよう対応してください」と提案しました。令和5年度は当初予算で4102万円(6ケ月分)、補正予算で3307万円(5ケ月分)を計上して、父母の負担増とならないようにしました。
金子教育長は、「他の自治体の動向を見て、財政部局とよく相談したい」と答弁しました。
笠原市議は、「財政の権限は市長が持っている。『令和6年度も5年度と同様に市が学校給食費に補助することで値上げはしません』と、ハッキリ答えていただきたい」と、市長に迫りました。
並木市長は、「物価高騰は来年度も続くと思う。政府も物価高騰対策の補正予算を組むと思う。国からの交付金が来れば対応する。他の自治体の動向を見て考える。今の段階で値上げしないとは言えない」と答弁しました。
給食費を無償化する自治体が増加
笠原市議は、「学校給食費を無償化する自治体が増加している。東京都内では23区でも三多摩の市でも増えている。埼玉県内でも坂戸市、桶川市が小・中学校で無償化する。時期を区切って無償化する市が7市、第3子から無償化する市が朝霞市を含め7市で、県内でも半数近くの市が無償化を始めている。
私は学校給食費の無償化を求める一般質問も行ってきたが、今回は『値上げしないで』ということに限って提案している。『今の段階で値上げしないとは言えない』ということは、値上げする可能性もあるということではないか。
他市では無償化か話題になっている時に、新座市では『値上げしない』と明言できないというのは本当に残念だ。10月1日から令和6年度の予算編成の作業に入ると思うが、令和5年度は当初予算に学校給食費ヘの補助金が計上されていた。令和6年度の当初予算にも学校給食費への補助金を計上してほしい。そして、小中学生の父母の方々に『値上げしません』と早く伝えて安心させてほしい」と発言しました。
(にいざ民報 2023年10月1日 No.2008)