住宅リフォーム助成制度の復活を 各公民館でも平和展を開催してほしい

小野ゆみこ市議
小野ゆみこ市議

小野由美子市議は、9月19日の一般質問で、住宅リフォーム助成制度の復活と平和展の開催場所を増やすことについて質問しました。

経済効果が大きい住宅リフォーム助成制度の復活を

質問:住宅リフォーム助成制度は、多くの市民が利用していた制度でした。年を追うごとに利用者が増え、市民の関心の高さが伺われます。また、この事業は平成21年から10年間行われ、10年間の平均は140件で、補助対象工事費は平均約2億2450万円でした。市内の経済にとっても好循環になるのではないでしょうか。

市長:経済効果が見込まれる事業ですが、耐震改修工事と合わせて行っているので、耐震助成制度の推進を図っていく方針です。

質問:耐震改修工事と住宅リフォームは違います。耐震改修工事には大きな費用が掛かります。より廉価な住宅リフォームの方が市民の要望に合っているのではないですか。

担当部長:確かに耐震工事の方が金額は大きくなります。しかし、耐震改修工事を推進していますし、どこの自治体より手厚い助成をしています。

地球温暖化している今、住宅リフォームは「壁に断熱材を強化したい」や「窓の断熱効果を強化したい」などの希望も出てきます。新座市はゼロカーボンシティを宣言しています。温暖化対策でも、この住宅リフォーム助成制度を復活するべきです。

平和展で展示している作品を多くの会場で行うべき

質問:毎年、新座市でも平和展を開催しています。展示を、多くの市民に見ていただくために、以前のように各公民館でも展示することはできないでしょうか。

市長:展示パネルの転倒や、盗難などがあり、警備体制の要請など、多大な要望が出されたこともあります。

質問:令和3年から開催されている平和展は、広島基町高等学校の生徒と証言者が共同で制作した絵画です。一つひとつの作品に、証言者の思いと、その話を聞いた生徒の感想が掲載されています。日本は唯一の戦争被爆国です。この様な大切な平和展は多くの市民に見ていただくべきです。

担当部長:第2庁舎の市民ギャラリーは、今までの倍の数が展示できることもあり、今後も市民ギャラリーで展示していきたいと思います。

(にいざ民報 2023年10月1日 No.2008)