総合運動公園の充実を 遊具スペースの設置、ボール遊びできる多目的広場の周知を
黒田みき市議
ボールで遊べる公園や、広くて魅力的な公園を増やしてほしいというのは子育て世代の願いです。黒田実樹市議は、9月議会の一般質問で総合運動公園の充実を求めました。
【質問】野火止2丁目の子育て世代の市民から『子どもたちが安心して遊べる公園がない。総合運動公園に遊具スペースを設置してほしい』と要望が寄せられた。遊具スペースを設置してほしい。
【答弁】現在、運動公園に遊具を設置する計画はないが、利用状況を調査し設置スペースの確保が可能か、指定管理者である新座市スポーツ協会と協議したい。
【再答弁】当該地域には遊具のある公園はないので、あったほうがいいとは思っている。できるだけ早く現地をみて指定管理者と話してみたい。
【質問】バスケットゴールポストが設置されていることや、ボール遊びできる多目的広場があること、小学校校庭も開放しているので合わせて「ボールで遊べる公園、広場」として検索ができるように、工夫して周知してほしい。
【答弁】案内や周知の仕方を検討したい。
新座市第5次総合計画の小中学生へのアンケートで「新座市が嫌いな理由」の1位は『遊び場所が少ないこと』で32・4%。「新座市の自慢は何ですか?」の問いに『遊び場が多いところ』と答えた児童生徒が10年前の6.3%から4.6%にまで減少しており、小中学生が遊べる場所が少ないことは、市の大きな課題となっています。
黒田市議は再質問で、新座市第5次総合計画では、「誰もが利用できる公園の充実として、子どもたちの声を聞き、子育て世代にも配慮して親子で一日遊べる、利用者のニーズを踏まえた公園づくりを推進します」と書かれている。このイメージは総合運動公園なら実現は可能ではないかと期待しました。また提案として、障がいのあるお子さんも利用できる、ユニバーサルデザインの遊具も検討の中に入れてほしいと要望しました。
【質問】多目的広場の横の雑木林の一部を活用して、自然を活かした憩いのスペースとして整備を。
【答弁】現在、広場前にベンチが設置されている。広場南の土手も日陰で休めるところもあるので整備は考えていない。
【質問】多目的広場の杭を外せば安全対策にもなるし、雑木林の木陰にも入れる、また奥にはベンチがないので移設などできないか。
【答弁】杭が打たれている部分については確認したい。広場奥へのベンチの設置の必要性についてはもう一度考えてみたい。
(にいざ民報 2023年10月8日 No.2009)