市民の相談窓口の充実を 市民オープンテラスに手すりを
黒田みき市議
市民の相談窓口の充実を
黒田実樹市議は9月議会の一般質問で市民の相談窓口について質疑しました。
●来年度から施行される改正ドメスティックバイオレンス防止法は保護命令の対象を言葉や態度で追い詰める精神的DVまで広げることが柱となっている。配偶者暴力相談支援センターは令和6年度から設置されるが、相談日や設置場所、人員体制、手続きのワンストップ化、他市との連携や緊急一時保護のための宿泊費の補助について伺う。
(市長)相談日は月曜から金曜日の開庁日とし、設置場所は庁内(4階福祉相談室)、人事体制は正規職員に加え、女性相談支援員2名の配置を検討している。センターを設置することで、相談証明書の発行などが可能となる。手続きがワンストップ化され、被害者の負担軽減が期待できる。宿泊費補助は開設に合わせて予算化をすることにしている。
●福祉相談室の相談日は現在週に3日だが、市民が困ったときに適時相談できるように、平日週5日は対応してほしい。
(市長)令和6年度から開室日を増やす方向で準備を進めている。
●市のホームページでは、相談窓口を担当課ごとに一つ一つ探さなければ見つけられない。市の各種相談窓口を、暮らし、税金、健康福祉相談、子ども、高齢者など、担当課が違っても1回の検索で窓口が分かるように改善を。
(市長)令和6年3月にホームページを全面リニューアルする際に相談窓口を取りまとめたページを作成する。
●死亡後の手続きは複雑で大きな負担を強いられる。遺族の負担を軽減するために死亡後の各種手続きをワンストップ化する「おくやみコーナー」の設置を。チェック欄や手続の詳細も掲載されたハンドブックを作成してください。
(市長)将来的な設置に向けて検討していきたい。おくやみハンドブックは、ご遺族にとってより分かりやすく負担軽減につながるものになるように改善に向けて検討する。
市民オープンテラスに手すりを
●市民オープンテラスに手すりを設置してほしい。
(市長)市民オープンテラスは、イベントスペースとしての活用を想定してステージ仕様としているため、舞台につながる階段には手すりを設置していない。バリアフリー対応としては、ステージ後方の手すりつきスロープをご利用いただきたい。階段の段差の危険回避の対応については検討させていただきたい。
(再質問)手すりを付けられない理由があるのか。
(財政部長)庁舎管理の立場からすると、手すりをつけたら危ないときがあるだろうという判断と、市民ギャラリーの案内が見えなくなるということもある。また鉄筋が配筋されており、どうしても手すりをつけるとなると、そこの強度がやはり下がったりとかいろいろ検討した結果として判断した。
(にいざ民報 2023年11月12日 No.2012)