ガザ支援募金届ける 3団体に日本共産党

日本共産党は31日までに、党が呼びかけ全国から寄せられたガザ人道支援募金を、国連機関と連携して活動する三つの団体にそれぞれ164万5325円ずつ届け、懇談しました。

井上哲士参院議員は、東京都内の日本国際ボランティアセンターの事務所を訪ね、今井高樹代表理事に目録を手渡しました。

吉良・山添参院議員事務所の坂井和歌子所長は、都内のパレスチナ子どものキャンペーンの事務所で、中村哲也海外事業チーフに目録を手渡しました。

党北海道委員会の千葉隆委員長と畠山和也元衆院議員は札幌市内で、北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚義夫団長に目録を手渡しました。

各団体は「募金された皆さんの気持ちに沿うよう有効に活用させてもらう」などと述べました。

「調達した乳児用の粉ミルクを何とか届けたい。検問所の封鎖で物資が入れられず物価が高騰しており、現金給付もする」(今井氏)「スタッフたちも避難を余儀なくされ、家族を殺されながらも、ろう学校の生徒のケアを続けている」(中村氏)「近く現地に行き治療をする。私たちはあなたたちのことを忘れていないと伝えたい」(猫塚氏)と活動の紹介があり、共通して「一刻も早く停戦を」と強調しました。

【しんぶん赤旗6月1日より】

(にいざ民報 2024年6月9日・16日合併号 No.2035)