迫る 埼玉・新座市長選 学校給食費無償化を 30日告示 7月7日投票

埼玉県新座市長選が30日告示(7月7日投票)されます。日本共産党は、元党市議で「市民のための明るい新座市政をつくる会」の工藤かおる候補(74)=無所属新=を推薦します。現職の並木傑(まさる)氏(65)との一騎打ちになる見込み。

並木市長は前回市長選直後に、コロナ禍を口実に「財政非常事態宣言」を出し、障害者や高齢者などの福祉制度、18歳までの通院医療費無料制度などをつぎつぎと削減。2022年に同宣言を解除し、市民の署名運動などもあり、18歳までの通院医療費無料制度は今年から復活させたものの、障害者や高齢者の福祉は削減されたままです。

並木市長はまた、6月市議会で共産党が学校給食費無償化を求めたのに対し、「バラマキはしない」と答弁するなど、市民の願いに背を向けています。

工藤氏は市議を7期務め、市民の暮らしを守るために奮闘。14年に市による固定資産税の過誤徴収問題が起きた際は、工藤氏が議会で追及するなかで同様の事例が複数明らかになり、多く取り過ぎていた総額約2億円が市民に返還されました。

工藤氏は、並木市政が福祉を切り捨てる一方で財政調整基金を過去最高額までため込んだと告発。学校給食費の無償化・有機農産物の活用、削減された福祉の復活、コミュニティーバス「にいバス」の改善、国民健康保険税・介護保険料の引き下げなどを公約しています。

(しんぶん赤旗 2024年6月22日 首都圏ページ から転載)

工藤かおるホームページ

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