新座市長選 工藤かおる候補 約4割獲得し、善戦健闘
●日本共産党新座市委員会は、7月7日投開票の新座市長選挙についての見解を発表しました。
開発優先か くらし優先かが争点
7月7日投開票の新座市長選挙は、工藤かおる候補が15449票(得票率38・7%)を獲得しましたが当選には至りませんでした。当選は現職の並木まさる候補でした。
工藤かおる候補は。6月11日の出馬表明後、①学校給食の無償化・有機農産物の活用、②削減された福祉の復活、③にいバスの改善とバス・タクシーの利用料補助、④国保税・介護保険料の引き下げ、⑤ジェンダー平等を推進、⑥住宅リフォーム助成制度の復活などの政策を掲げて連日、駅頭、街頭で訴え抜きましたが、出馬表明が遅れたこともあって、市民に浸透できませんでした。
並木まさる候補は出発式で、「財政非常事態宣言下で100億円ためた」と豪語し、土地区画整理事業や関越自動車道へのスマートインターチェンジ設置、都営地下鉄の新座ヘの延伸など、大規模開発を優先することを明らかにしました。
市民の願いは くらし・福祉の充実
工藤かおる候補は埼玉土建、新日本婦人の会、新座市教職員組合、生活と健康を守る会、など11の団体から構成される「市民のための明るい新座市政をつくる会」の推薦を受けて選挙戦をたたかいました。同時に日本共産党も全力で支援しました。結果は当選には至リませんでしたが、この選挙を通じて、大規模開発優先の並木市政は市民の生活を悪化させており、広範な市民の願いは、福祉の充実にこそあるということが明らかになりました。
日本共産党は工藤候補が掲げた公約実現のため、市政の改革をめざして引き続き奮闘する決意です。
2024年7月8日
日本共産党新座市委員会
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