長井市「スマートシティ長井」 山形市「自主防災組織の育成」を視察 総務常任委員会
7月23日、24日、新座市議会総務常任委員会の行政視察で山形県長井市と山形市を視察しました。
長井市では、「スマートシティ長井の実現に向けた取り組み」について視察しました。長井市では、市営バスのデジタル化やデジタル地域通貨「ながいコイン」展開を行っています。NTT東日本から週1日社員が派遣され、デジタル推進室長を務めています。デジタル推進室は、18名の職員です。庁内の各課の職員が兼務しています。地域の中核企業とNTT関係企業が国が進めるSociety5.0の取り組みを進めています。市長が後押しするこの取組は、5年間で8億2千万円です。国からの財政的な支援である内閣府の地方創生推進交付金や交付税措置を受けています。
山形市では、「自主防災組織の育成について」視察しました。山形市は人口約24万人の自治体ですが自主防災組織は441あります(新座市は16万人で61組織)。避難訓練を開催した組織に世帯数によって3〜8万円の報償金を出しています。若い人が防災に関心を持ってもらえるように防災フェスタも毎年開催しています。
山形県山形市議会の前で
【記・小野大輔市議】
(にいざ民報 2024年8月4日 No.2042)