新座市地域公共交通会議開催 地域公共交通計画策定に向けたアンケート項目を議論
8月1日、市庁舎5階全員協議会室にて新座市公共交通会議が開催され、令和6年、7年度にかけて策定される「新座市地域公共交通計画」について議論されました。概要を報告します。
令和6年度はアンケート調査等により現況分析をし、令和7年度に具体的な計画策定を行います。
公共交通アンケート調査項目の内容について、委員から多数意見が出されました。
●にいバスやタクシー等利用したくてもできない人の声が反映される質問項目を追加してほしい。
●国の公共交通施策への財政負担を増やすべきという意見を反映する項目を入れてほしい。
●デマンド型タクシーの実証実験を行った時の調査結果も活用してほしい。
●多くの市民に回答してもらうためには、項目を絞ったほうが良いのではないか。
●アンケート調査にあたってはバス事業者の厳しい状況も周知してほしい(バス待ち環境の改善の項目についての意見)。
●法人、団体における一般の方の相乗りは難しいと思う。
●公共交通の問題だけではなく、まちづくりの一環として他の計画とも連携して検討をしてほしい。
●高齢者や障害者などの「交通弱者」に対して手厚く意見を聞いてほしい。
「にいバス」について、(東武バスウエストから)報告がありました。
●令和7年度からの運行計画について、バス運転士の求人活動を今までにない規模で行うとともに、最大規模の待遇改善を行った。その結果人員体制が改善されたため、今まで通り運行できるようになった。しかし年間70名の定年退職者がでる予定で、依然として厳しい状況ではあるが、企業努力で頑張っていきたい。
●西武バスから、土曜ダイヤを日曜ダイヤに変更して減便運行していたが、8月末をもって改めて土曜ダイヤを再設定した。西武バスも担い手不足は依然として続いており、今後も引き続き対応を検討していく。
(にいざ民報 2024年8月11日 No.2043)