7月31日 集中豪雨(ゲリラ豪雨) 被害が多かった大和田・東北の対策を

小野だいすけ議員
小野だいすけ議員

9月12日、小野大輔市議が一般質問を行いました。

小野議員は、集中豪雨(ゲリラ豪雨)について対策を求めました。7月31日の集中豪雨では、139件の床上・床下浸水がありました。

大和田地域では78件、東北地域では35件被害がありました。まずは、この地域で早急な対策が求められています。①公共施設、公園に雨水を貯める施設を整備すること②止水板の設置費補助を復活させること③災害見舞金を改善すること3つの対策を求めました。

計画を見直し、早急に対策を

質問:①雨水管理総合計画では、被害が多かった大和田・東北地域で雨水管の整備計画はありますが、貯水施設の計画はありません。計画を見直し、市が管理する公園と公共施設に貯留施設の整備を。

市長:雨水出水浸水想定区域図を策定し、貯留施設を整備していきます。(雨水出水浸水想定区域図は1時間153ミリの降雨時に水がたまる場所を想定した地図。7月31日の累加雨量は37〜113ミリだった)

止水板への補助復活を

質問:②止水板設置費補助は、令和2年度に削減されました。上限40万円で、2分の1の補助をしていました。朝霞市では、上限30万円ですが、4分の3の補助を出しています。床上・床下浸水などあった世帯では、上限を50万円に引き上げています。止水板の設置補助を復活させ、朝霞市のように柔軟な対応を。

市長:止水板の設置費を補助することは検討したい。

質問:③床上浸水した市民には3万円の災害見舞金を支給している。単身者は半額になっています。朝霞市は5万円の補助です。補助額を増やし、単身世帯にも100%支給を。

市長:条例ができたのは50年前です。近隣の状況を見て変更を検討したい。

(にいざ民報 2024年9月22日 No.2048)