笠原進議員の質問を傍聴して

並木市長が市長選挙をどのようにとらえたのかを知りたくて傍聴しました。結論から言うと非常にがっかりしました。前回に比べ5500票も減らしたことについて、「投票率が低かった」「大きな争点がなかった」「並木で良いではないかと判断された」等と答弁されました。

市民は「新座市を住みやすい市に」「困っている人に温かい市政を」の思いで、これが争点だったと思います。改善すべき点も具体的な提案がなく、「財政非常事態宣言の中で百億円貯めた」という点も「結果的に間違いはない」との答弁でした。現在も財政調整基金は48億円もあるのに、「廃止した障がい者福祉事業の復活を」などに対して「元に戻す考えはない」と答弁し、「何も反省していないのだな、市民の方を向いていないのだな」ということが一層明確になりました。

並木市長には、もっと市民の生の声を聴いてほしいと切に思います。

【大和田在住 S】

街

(にいざ民報 2024年9月29日 No。2049)