「健康保険証の代わりに資格確認書が発行されます」市民に周知を
石島よう子議員
マイナンバーカードをつくるか、つくらないかは任意です。マイナ保険証の利用率は7月時点で11・3%と低いにもかかわらず、政府は12月2日以降は健康保険証の新規発行を終了する、としています。石島市議はこの問題を一般質問で取り上げました。
国民健康保険証や後期高齢者医療保険証と一緒に郵送された通知には「ご注意ください! 今年12月2日から現行の健康保険証が発行されなくなります。医療機関を受診の際はマイナンバーカードをご利用ください」「マイナンバーカードを保険証として利用するための登録がまだの方は、準備をお願いします」と勧めています。医療機関の受付にも「マイナ保険証をお持ちください」のポスターが貼ってあります。
石島市議は次のように述べました。「マイナ保険証をつくらないと受診できなくなるのではと不安になっている人や、本当はつくりたくないのにつくった人もいると思われます。通知の裏の1番下に、保険証の有効期限が切れる前に申請しなくても『資格確認書』が交付される旨が書いてありますが、多くの人が気づいていません。マイナ保険証は病院の読み取り機器のトラブルや停電時には使えず、その時は保険証が使われています。保険証の廃止後は「資格情報のお知らせ」がその代わりになります。またマイナ保険証は5年ごとに自分で更新しなければならないので、忘れると無保険者扱いになり10割負担になりかねません。現行の保険証は1枚でいつでも医療を受けることができて安心です。不安を感じている市民に対して、保険証の代わりに「資格確認書」が届くので、あわててマイナ保険証にしなくても大丈夫であること、マイナ保険証の登録をしたけれど、使うのが不安な人や、紙の「資格確認書」が良い人は、10月頃から登録解除ができることを広報で周知するべきです」
市は「広報にいざで周知します。マイナ保険証登録解除については、国から通知が来たら詳細に案内します」と答弁しました。
(にいざ民報 2024年9月29日 No。2049)