豪雨対策なし 令和6年度補正予算 日本共産党、市民と語る会は反対
新座市議会9月議会が、8月28日から9月26日まで行われました。市長から提出された議案は、全部で29件です。
7月31日に発生した集中豪雨で139件の床上・床下浸水がありました。令和6年度補正予算【第4号】では、豪雨対策費は計上されませんでした。
基金に12億円積立てる
一方で、12億4082万円が財政調整基金に積み立てられました。積立て後の残高は、47億9643万円です。
マイナカード普及に戸籍振仮名を職権記名
日本共産党は、補正予算に次の理由で反対しました。
①集中豪雨対策予算が欠如していること。
②基金に12億円余を積み立てるのではなく、削減された福祉制度を復活するなどくらしの予算を計上すべきだった。
③マイナンバーカードの利用拡大のために、国民の命名権を侵害する戸籍の振り仮名を職権で記名する予算が含まれていること。
補正予算は、未来を創る会、公明党、自民・維新の会の賛成で可決しました。日本共産党と市民と語る会は反対しました。
(にいざ民報 2024年10月13日 9月議会報告号)