第四小学校、池田小学校の長寿命化改修工事が行われます

新座市は昭和40年代に建設された学校が多く、令和5年度から学校施設長寿命化計画に基づいて改修工事が進められています。

12月市議会の補正予算には、築56年の第四小学校と、築51年の池田小学校の、校舎長寿命化改修工事費が計上されました。第四小学校の改修工事費は総額20億2971万円、池田小学校の改修工事費は総額21億6231万円で、工事は2校とも令和7年と8年の2年間で実施します。

これまでの工事は、4月に発注して夏休み期間に集中工事をしていましたが、見直しをして、1月に発注、工期を2年間にして夏休みと9月中旬までを集中工事期間とします。

これにより、準備期間の確保や、工事をする方の深夜作業、残業時間の短縮などを図るそうです。集中工事期間の学校の対応としては、9月の第3週まで夏休みの延長やオンライン授業などを行い、児童は登校しないという形になるということです。

工事の内容

①建物の長寿命化のための改修として、外壁の劣化補修、屋上防水、電気配線、給排水管、消防設備、内装材の更新、バリアフリー法などの不適格箇所の整備。

②機能向上のための改修として、学びやすさの整備(余裕教室がある池田小では1階をなるべくフリーに使えるようにする等、教室の配置、機能などの見直し)、働きやすさの整備(休養室の設置)、バリアフリー整備(エレベーター設置、ピクトサイン)、防災機能・防犯性の向上。

③ゼロカーボン対策の改修として、屋上への断熱材、ペアガラスを付けるなどの断熱化、LED照明導入、太陽光発電設備設置、フローリングなど内装の木質化。

小学校の長寿命化改修工事が行われます

(にいざ民報 2024年12月8日 No.2058)