学校のトイレに生理用品の常備を求める陳情 文教生活常任委員会で採択
12月3日の文教生活常任委員会で、新日本婦人の会新座支部が提出した「学校のトイレに生理用品の常備を求める陳情」について、審議・採決を行いました。同様の陳情が2021年12月議会で賛成多数で採決されましたが進展がなく、改めて陳情したということです。
採決では日本共産党、公明党、市民と語る会の3人が採択、自民・維新の会、未来を創る会の3人が不採択を主張して可否同数となったため、公明党の佐藤委員長の採決により陳情は採択されました。
日本共産党の石島議員は、「陳情に書かれている、成長期の生理は大変不規則で予期せぬ時に起こることもある、そういう時にも清潔にきちんと手当てするべきもの、男子生徒や先生に知られたくない、生理用品のポーチを持っているのを見られるのはいや、等の思春期の児童・生徒の感情は理解できます。また保健室での緊急の場合の生理用品の対応数が少ないのは、教育の中で養護教諭の指導が浸透しているということでもあると思います。児童・生徒の視点に立って、保健室に加えてトイレにも生理用品を設置してほしいと考えるので、陳情は採択です」と討論しました。
(にいざ民報 2024年12月8日 No.2058)