公民館・コミセンの月曜利用再開を 平和式典に児童・生徒を派遣すべき
小野ゆみこ議員
12月9日、小野由美子市議は「公民館・コミュニティーセンターの月曜利用について」と「市内の子どもを広島・長崎の平和式典に派遣することについて」一般質問しました。
公民館・コミュニティーセンターの月曜利用について
小野由美子議員:現在、新座市内の公民館・コミュニティーセンターは全て月曜日が休館になっています。そして集会所やふれあいの家も休館です。月曜日に利用したい方もいます。以前のように、月曜日を隔週での休館日に戻すことはできないでしょうか。
教育長:見直しから3年が経過しましたが、月曜日の休館に対して、市民の皆様から苦情や要望もなく、また、働き方改革を進める上で重要と考えています。
小野由美子議員:公民館や教育委員会には「開けてほしい」との声が直接ないとのことですが、開館してほしいという声を伺います。隔週で公民館を開館することが、大きな負担となる理由を伺います。
教育長:これは、職員の働き方に係わることです。働き方改革を進めるうえでも必要なことだと思っています。もし月曜も開館すべきだということなら、民間委託を入れて進めるしかないと思っている。
小野由美子議員:職員の働き方改革というのも大変重要なことです。そのことは尊重しなければならないと思いますが、市民の行動の制限になることは考え直していただきたいと思います。
市内の子どもを広島・長崎の平和式典に派遣すること
小野由美子議員:県内でいくつかの市が、小中学生を広島又は長崎の平和式典に参加する事業を行っています。平和式典では、必ず地元の小学6年生の平和への誓いの言葉があり、同じ年頃の訴えは、深い感銘を受けるそうです。新座市でも、広島・長崎の平和式典に派遣する事業を行うことはできないでしょうか。
教育長:被爆体験を聞いたり原爆資料館を訪ねたりすることは、本では得られない大変意味のあることだと認識しています。しかし、費用や引率の問題、あるいは代表者の選考等課題がありますので、現在のところ難しいと考えています。
小野由美子議員:中学校だったら6校ですので、6人を連れていくということは費用的に大変なのか。
学校教育部長:所沢市では、一人当たり3万9800円の補助を出しているということです。40万円という費用が掛かるので財政的に難しいと考えています。
小野由美子議員:一人4万円弱の金額です。代表を選ぶのが大変だという理由ならわかりますが、この費用なら十分予算をとれると思います。ぜひ検討をしてください。
(にいざ民報 2024年12月29日 2025年1月5日合併号 No.2061)