2024年12月議会 日本共産党議員の一般質問

日本共産党 市政・議会報告

一般質問でみなさんの声を議会に届けました


総務常任副委員長 小野だいすけ市議

小野だいすけ市議

ほっとぷらざ代替施設は公設公営で充実を

Q.「ほっとぷらざ」の代替施設となる三軒屋公園等複合施設の整備計画見直し案が公表されました。市民説明会では、民間一括発注による指定管理者制度の導入で市民サービスが低下するという不安の声が上がっています。DBO方式による民間一括発注ではなく公設公営で整備を進めるべきです。
A.民間一括発注で進めていく。民間のアイディアを活かし、サービス低下がないように進めていく。

発がん性PFAS汚染 水道水の汚染原因究明を

Q.発がん性のある有機フッ素化合物PFASが、飲料水として利用している井戸から検出された。2ヶ所は基準値以上の数値で利用できなくなった。国・県に原因究明等対策の支援を求めるべきです。
A.調査権限は市にない。国・県に調査するように求めたい。PFASの調査には多額の費用がかかるので財政的な支援も求めていく。

その他.①産後ドゥーラの利用支援を。②はなみずき通りの花壇段差解消とベンチの改善を。③ほっとぷらざに代わる暫定図書館の整備を。


厚生常任委員長 小野ゆみこ市議

小野ゆみこ市議

被団協の田中熙巳氏の講演会を行うべきでは

Q.日本原水爆被害者団体協議会が、ノーベル平和賞を受賞しました。また、12月10日に行われた授賞式で、田中熙巳氏(新座市民)が演説され、賞状とメダルが手渡されました。その代表委員である田中熙巳氏を講師に迎え、講演会を企画してはいかがでしょうか。
A.長年にわたり代表委員の一人として尽力され、その功績に敬意を表します。例年実施している平和事業の一環として、その意義をお伝えするよう努めます。

物価高騰で苦しむ高齢者に敬老祝い金の復活を

Q.昨今、物価が上昇し、年金は増えません。長年尽くしてくださった高齢者の方々には、大きな痛手です。以前のように、77歳及び88歳でのお祝いと99歳からの毎年のお祝いに戻せないでしょうか。
A.このお祝い金については、戻す考えはありません。

その他.①公民館・コミュニティーセンターの月曜利用再開を。②デマンド交通について。③市営のドッグランの創設を。④小・中学生を広島・長崎の平和式典へ派遣を。


厚生常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ市議

市の支援金を増額して学校給食費値上げするな

Q.学校給食費を無償化すべき。物価高騰の中、令和6年度は小学校給食費に月500円、中学校に600円の市の支援金を支給して値上げを防止した。令和7年度は増額して値上げを防止すべき。第3子以降の無償化も継続すべき。
A.無償化は国県が実施すべきで新座市単独では実施できない。主食の値上げが大きいので、1月から小学校で月100円中学校で月150円父母に負担してもらう。7年度の支援金は、国の地方創生臨時交付金の交付額が決定したら検討する。

Q.東京都や所沢市など多くの自治体で無償化になっている時に、新座市で値上げなど許せない。市の基金を活用して値上げするな。
A.学校給食連絡協議会で了解したという事だからよいと思う。

介護保険会計の国負担 25%から35%に増額を

Q.介護保険会計の厳しい状況打開のため、国に強く要望すべき。
A.機会をとらえて要望していく。

その他.都市計画道路東久留米志木線の横断歩道に信号の設置を。


文教生活常任委員 石島よう子市議

石島よう子市議

中学校部活動地域移行 保護者負担への支援を

Q.教職員の働き方改革や少子化の影響などで、中学校の部活動の地域移行が始まります。保護者負担が高額にならないよう、経済的に厳しい就学援助世帯への支援が必要です。検討していますか。
A.地域移行になると指導者に民間の方が入っていただくことになるので、講師料のような費用が発生します。経済的に厳しい子どもが、好きなスポーツや趣味が出来ない状況は避けなければならないと考えていますので、就学援助の項目を増やして対応することが必要と考えています。

タクシー・バス利用料補助で高齢者の外出支援を

Q.高齢者の外出支援として、タクシーや路線バスの利用料補助の要望が引き続き寄せられています。補助する考えはないでしょうか。
A.限られた予算で高齢者への様々なサービスを維持していくことを考えると、現時点で補助を実施する考えはありません。

その他.新座市が指定管理者として事業委託している放課後児童保育室の支援員の処遇改善が必要。


建設常任委員 黒田みき市議

黒田みき市議

不登校対策の充実を 南部に教育支援ルームを

Q.現在2か所に教育支援ルームが設置されているが南部地域にも拡大してはどうか。
A.教育支援ルームの場所や人員の確保が難しい。週1日開設している「とことこぷらすのへや」の日数を増やす、現在3校で実施している空き教室を活用した「校内支援ルーム」を増やしていきたい。

学校トイレに生理用品の常備を

Q.急に生理になってしまったり、生理用品の持ち合わせが無かった時のために、学校トイレの一部にでも生理用品の常備してはどうか。安心して学ぶための環境づくりとして重要な課題ではないか。
A.保健室や職員室に生理用品を常備して、児童生徒から申し出があった場合には、無償で提供している。生理用品をトイレに置くよりも、養護教諭がしっかりケアに当たることが重要と考えている。

その他.①水道料金の値上げについて。②野火止公民館ロビーでの飲食を可能に。③学校給食に、有機農産物の活用を。④市政情報を閲覧する機会の確保を。


(にいざ民報 2025年1月12日 12月議会報告号)