令和6年度新座市議会議員研修会 統計研究研修所研究部長永井恵子氏
1月23日、令和6年度新座市議会議員研修会が新座市議会全員協議会室で行われました。講師の総務省統計研究研修所研究部長 永井恵子氏が、「地方議会におけるEBPMの推進について」講演しました。永井氏は、総務省統計局が作成しているEーSTATを活用して、科学的根拠に基づいた政策立案を行うことができることを報告しました。
EーSTATのデータを活用して、全国、埼玉県、新座市の人口動態をグラフでわかりやすく説明しました。さらに、物価高騰がどのように起きているのかも複合的なデータを用いて、様々な角度から報告しました。
労働組合加入率が高い大企業ほど賃上げ率が高い事をデータで示しました。
永井氏の講演を聴いて、消費税の減税と賃上げの必要性を強く感じました。自然に給料が上がっていくのではなく、「給料アップを」と声を上げる組合の存在がなければ、実質賃金を上げることは難しいと感じました。
EBPM
:E(evidence) B(based) P(policy) M(making)
:科学的根拠に基づいた政策立案
【記:小野大輔市議】
(にいざ民報 2025年2月2日 No.2064)