小・中学校の林間学校補助を廃止 帯状庖疹ワクチン助成は対象を縮小

新座市議会で審議されている令和7年度一般会計当初予算の中で、福祉・教育施策が削減されていることが明らかになりました。

「財政が大変」と林間学校補助を廃止

林間学校の補助金は、令和6年度、1人小学校2000円、中学校4500円の補助がありました。令和7年度は項目がまるごと削除されました。笠原進市議の質疑で明らかになりました。

帯状痘疹ワクチン助成は50〜64歳は原則対象外に

市は、令和7年3月31日で、帯状庖疹ワクチン接種補助制度を廃止します。一方で、新たに国の制度が令和7年4月から始まります。

4月からの対象は、①年度内に65歳になる方②接種日に60歳以上65歳未満でヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害があリ日常生活がほとんど不可能な方(医師の診断が必要)③5年間の経過措置として、その年度内に70・75・80・85・90・95・100歳になる方です。自己負担額は、生ワクチン(接種回数1回、持続性5年程度)は1回4000円で、不活化ワクチン(接種回数2回、その都度助成、2回目は2ケ月以上6か月以内、持続性10年程度)は1回1万4000円となります。

50歳以上への市の助成は令和7年3月末まで

これまでの新座市のワクチン助成は、50歳以上の市民が対象で、生ワクチンと不活化ワクチンは1回4000円の助成でした。

50歳以上で、国の新制度の対象年齢にならない市民は、3月31日までに1回接種すれば、2回目が4月以降になっても助成が受けられます。

(にいざ民報 2025年3月23日 No.2070)