市制５５周年の行事として田中煕巳氏の講演を再上演しては
小野ゆみこ議員
小野由美子市議は、12月議会の一般質問で、本市在住の田中煕巳氏のノーベル平和賞受賞記念の講演会を行うべきと質問し、２月12日、田中煕巳氏の講演会が実現しました。多くの市民が駆けつけ、大成功に終わりましたが、周知の期間も短く、平日の午前中ということもあり、仕事や用事があり参加することができない方も多くいらっしゃいました。
そのこともあり、小野由美子市議は３月19日に、「今年は、戦後８０周年でもありますし、市制施行５５周年でもあります。その行事等の中で、多くの市民の方に触れていただく機会として、講演会のビデオ上映やギャラリーこもれびでのパネル展示などを行ってはいかがでしょうか」と一般質問をしました。
【市長】核なき未来に向けた『田中氏』の長年のご活動や貴重な被爆体験に触れる機会を得て、心から感謝申し上げる次第です。
この講演の様子は多くの方にご覧いただけるように、『YouTubeの新座市公式チャンネル』で公開しております。市のホームページにも結果報告と合わせて掲載しています。
当日会場に足を運ぶことができなかった方々にはぜひこちらをご覧になっていただきたいと思います。
今年の８月にギャラリーこもれびで、講演会の動画の上映やパネル展示などの計画をしております。
【小野由美子市議】８月に講演の上映や、パネル展示をするということですが、どのくらいの規模をどの程度の期間について考えているか。
【総務部長】例年開催している平和に開する事業は、さらに充実させる方向で進めていますが、具体的な日程については、７月下旬から８月上旬までの期間、２週間程度、開催したいと考えています。内容としては、平和記念資料など、『平和資料館』の協力を得て、原爆の絵や、その他の戦争に関するパネルの展示、また今回の講演会の動画を、会場で配信をしていきたいと思います。
【小野由美子市議】パネル展示だけではなく、リアルな展示物、例えば『焦げた弁当箱』ですとか、あとは、洋服だとか、そういうものの展示の予定はありますか。
【総務部長】具体的にどういったものが借りられるのかということは、今後調整をしていきます。基本的には現物ではなくて、そうした写真等の展示になるかと考えてます。
【小野由美子市議】被爆した現物など、そういうものを目の当たりにする事がないので、できれば、そういう現物も展示していただけるとリアルに伝わってくるのではないかと思いますので、ぜひ借りられるようでしたら検討してください。
（にいざ民報 2025年3月30日 No.2071）
