日本共産党が政府に意見書を提案「米不足への対応」「八潮市の道路陥没受け、政府が市への財政負担を」
新座市議会、3月議会の本会議で、日本共産党が政府に意見書を提出する議員提出議案を提案しました。
農家を守り食料自給率上げ米不足の解消を
「食料と農業の危機打開を求める意見書」を黒田実樹議員が提案し、小野由美子議員が賛成討論を行いました。
この意見書は、「市場任せの無責任な米政策の下では、今年も深刻な米不足になりかねない。政府が安定供給に責任を持ち、ゆとりある需給見通しを立て、生産と備蓄を拡大するとともに、低所得者への食料支援を抜本的に強めることなどが必要である。よって、政府に対し、食料と農業の危機を打開すること」を強く求めています。
下水道管の老朽化対策に政府が積極的な財政支援を
「八潮市の道路陥没事故を受け、政府に下水道維持の財政負担を求める意見書」を小野大輔議員が提案し、笠原進議員が賛成討論を行いました。
この意見書は、「自治体の財政難によって必要な修繕が『先送り』されてはならない。政府に対し、下水道管の老朽化対策を自治体任せにせず、抜本的な支援策を打ち出すこと」を求めています。
両意見書は、日本共産党と市民と語る会は、賛成しました。公明党、未来を創る会、自民・維新の会の反対で否決されました。反対討論はありませんでした。
(にいざ民報 2025年4月20日 No.2074)