資格確認書と資格情報のお知らせ　違いがわかるように丁寧な周知を

小野ゆみこ議員

小野由美子市議は３月19日に「令和６年12月２日から、現行の保険証が発行されなくなりました。マイナ保険証を持つかどうかはあくまで任意ですが、マイナ保険証を持たない方は、資格確認書が届くことになります。この資格確認書で保険診療が受けられます。『資格確認書』と『資格情報のお知らせ』の違いがわからないとの声があります。こんなに国民が混乱するようなシステムを、なぜ運用開始したのか不思議です」と話し一般質問しました。

【小野由美子市議】期限がいつまでになるのか、他の自治体では、「特別給付」の記載があったりします。新座市ではそのような記載を考えているのですか。また、市民に分かりやすいように説明をどのように考えているのですか。デメリットなどのお知らせはするのですか。

【市長】国から明確な時期が示されておりませんが、安心して保険診療を受けられるよう、申請なしで資格確認書を交付していきます。
また、ほかの自治体では特別な事情がなく保険税を滞納していると資格確認書を返還していただくことがある旨の周知をするよう記載がありますが、本市は、現在記載はしていません。令和７年８月１日の一斉更新の際には、案内チラシを同封するなどして周知をすることを考えています。

【小野由美子市議】自分はマイナ保険証にひもづけしていないと思っている方には、資格確認書が届かないのですが、そういう方に対して、資格確認情報や資格確認書の違いなどのお知らせというのはどのようにするのですか。

【いきいき健康部長】ご自身がマイナ保険証に登録しているかどうか、電話だけではその場でお伝えはできませんので、窓口に来ていただいたときに確認方法を職員が一緒にサポートするので、電話だけではお答えできません。また、マイナ保険証の方には資格情報のお知らせで、お使いでない方は資格確認書というのは現在もホームページに掲載をしています。新座市が出すものはこういうものですと、Ａ４サイズを予定をしています。ただ、必要な情報はその紙の一部を切り取って、お財布などに入れておくこともできるようなものですので、目で見て分かるようにホームページにも掲載していきたいと思います。

【小野由美子市議】特別給付の記載がないということで、安心しましたが、どういうタイミングで特別給付の手紙が来るのですか。

【いきいき健康部長】特別な事情がなく保険税を滞納している場合、一旦は資格確認書を返還して、窓口で全額お支払いして後から申請をするという特別療養費制度のことだと思うのですが、これは国の通知で周知するようにということになっていますので同時にお知らせをさせていただく予定です。

（にいざ民報 2025年4月20日 No.2074）