ふれあい収集の要件を緩和してほしい にいバスの運行ルート等の見直しを
小野ゆみこ議員
小野由美子市議は、6月9日、「ふれあい収集の要件緩和について」と「にいバスのひばリケ丘コースについて」一般質問しました。
ふれあい収集の要件緩和について
小野由美子市議:新座市のふれあい収集が令和5年4月から始まりました。しかし、「対象世帯の要件が厳しく、緩和してほしい」と要望の声がありますが、対象が広がりません。志木市でも対象世帯の要件で、「85歳以上で、ゴミ出しが困難と認められる世帯」とあります。新座市でも要件の緩和ができないでしょうか。
市長:対象世帯の要件緩和は、利用決定を公平公正に判断することや、委託料の課題もあります。引き続き関係部局で検討、協議をし、周知していきます。
小野由美子市議:令和6年3月以降での申請件数はどのようになっていますか。
市民生活部長:申請数は107世帯で、取り下げ等もありましたが、決定数は合計で176世帯です。
小野由美子市議:申請の世帯数は増えています。これから利用したい世帯も今後増えていきます。要件の緩和を検討してください。
にいバスの運行ルートや時刻表の見直しを
小野由美子市議:にいバスの改正から2年が経ちました。以前の東コースは循環型で、市役所からひばリケ丘駅を回り市役所まで戻るコースで、多くの方が利用していました。しかし、改正によって老人福祉センターえがおの里や堀ノ内病院、静風荘病院には行きにくくなってしまいました。そのため、市役所(市民会館・図書館前)で乗り換え、老人福祉センターや病院へ行くことになります。しかし、「接続の時聞か悪い」との声があります。今、公共交通会議が行われていますが、コースや時刻表の見直しを検討してはいかがでしょうか。
市長:市民に向けたアンケートやヒアリング等を行い調査した結果を受けて、課題を出し、ご意見を参考にしながら、コース等の見直しを目指して、今、市全体の新座市地域公共交通会議を行っていますので、しばらくお待ちください。
小野由美子市議:会議の中で、考えていかなければならない課題はありますか。
まちづくリ未来部長:どのコースが特にということはありませんが、項目によっては専門性を高めるため、メンバーを絞って検討していかなければならないと思っています。
小野由美子市議:ひばリケ丘コースは、不便になったと思う方が多く、実際にコロナ後でも利用者が減リました。免許証を返納した方の足にもなります。「住民の足の確保は、基本的人権ではないか」と言う方もいます。市民が便利になるように検討してください。
(にいざ民報 2025年6月15日 No.2080)