公園のリニューアルは計画通りに実施を

石島よう子議員
「新座市緑の基本計画アクションプラン」では、令和6年度からリニューアル計画策定に係る検討を進め、令和9年度に計画に基づき施設の整備・改修を行うとあります。石島議員は、6月議会で、公園リニューアル計画の検討状況について一般質問しました。
【石島議員】3月議会の一般質問で、片山ポケットパークの老朽化したベンチの改修について質問した際に、「新座市内の公園は設置から何年も経過し、老朽化している遊具が大変多い。現在の基準に適合していない公園もある」という答弁がありました。片山ポケットパークのブランコは、内部腐食が進んでいるということで、質問後に撤去されました。
新座市の「緑の基本計画アクションプラン」では、令和6年度にリニューアル計画策定に係る検討、7年度(今年度)はリニューアル計画策定のための調査業務委託、8年度にリニューアル計画策定業務委託、そして9年度にリニューアル計画に基づき施設の整備・改修、という計画になっています。
緑化推進協議会で、この計画の進捗状況や成果を確認することになっています。緑化推進協議会の議事録では、令和5年度の実施状況は「他市の計画状況の調査や、計画策定業務委託を見据えた業者とのやり取りを通じて、計画策定の下地を整えた」と書かれています。その後の検討状況について伺います。
【市長】市内の公園は、高度成長期に開設された公園が多く、更新時期にさしかかっています。今年度にリニューアル計画策定のための調査業務委託を進める予定でしたが、厳しい財政状況の中で実施を見送らせていただきました。この計画策定の際には、遊具だけでなく、トイレなどを含めた公園施設全体の更新、及び再配置の検討を進めながら、近隣住民のニーズを拾い出し、時代に合った魅力ある公園へリニューアルできるよう進めていきたい。
【石島議員】老朽化、劣化している遊具は、どのくらいあるのでしょうか。また、予算を増やして事業委託する方向で行くということでいいのか、市長に確認します。
【まちづくり未来部長】安全に関わることなので、点検は毎年度やっています。ABCDと4段階で評価していますが、Dはすぐに使用禁止にしなければならない。早めに対処しなければならないのはCを含めて毎年度、数十基が相当します。Cについても予算の許す限り更新している状況です。
【市長】来年度予算を編成する上で、これを取り入れるような形で努力していきたいと思います。

(にいざ民報 2025年8月10日 No.2088)


