福祉より「積立」優先の補正予算に反対
共産党は、「令和7年度一般会計補正予算(第5号)」に反対しました。今回の補正予算には、財政調整基金へ約17億円を積み立てる内容が盛り込まれています。党市議団は「物価高で暮らしが苦しい今こそ、積立よりも削減された福祉制度の復活を優先すべき」と主張しました。
暮らしへの還元が本来の役割
今回の歳入増は、前年度からの繰越金や地方交付税の増加などが要因です。背景には、物価高で消費税収が増えたこともあり、「その財源で積立を増やすのではなく、市民の暮らしに直結する施策へ回すべきだった」と日本共産党は訴えました。市民生活を支える福祉制度の充実に使える財源は十分にあるのです。
賛成多数で可決 共産党は「市民のくらし第一」
補正予算は、未来を創る会、公明党、自民・維新の会の賛成多数で可決しましたが、日本共産党と市民と語る会は反対しました。日本共産党は今後も、「市民のくらし第一」の立場で、積立よりも福祉・暮らしの充実を優先する市政を求めていきます。
(にいざ民報 2025年10月5日 No.2095)



