大和田集会所はなくしていいのか -県内最少の公共施設、それでも削減か-

小野だいすけ議員
現在、新座市が進めている「公共施設再配置計画」において、大和田集会所の廃止方針(五年以内)が示されています。
しかし、この方針に対して、地域住民から不安と疑問の声が上がっています。
議会で明らかになったのは、新座市の公共施設の少なさです。市民一人あたりの公共施設面積は1・56平米。これは、埼玉県内40市の中で最下位です。つまり新座市は、もともと「施設が足りない市」です。それにもかかわらず、さらに集会所を減らそうとしています。
地域コミュニティ支える施設
大和田集会所は、町内会活動、地域の会合、住民同士の交流、長年にわたり、地域コミュニティを支えてきました。さらに見逃せないのが、防災面での価値です。大和田地域は、浸水被害が繰り返されている地域です。その中で集会所は、比較的高台に位置し、駐車スペースや空地もあります。一時的な避難拠点として、活用できる可能性があります。しかし、市は、「指定避難所ではない」という理由で、その価値を十分に評価していません。市は廃止の理由として、老朽化、財政負担、施設の統廃合、を挙げています。しかし実態はどうでしょうか。
改修費用の試算は、まだ行われていません。代替施設で足リるのかという検証も、十分とは言えません。
代替とされる施設も、遠い。使いづらい。こうした声が、すでに地域から出ています。結果として、利用できない人が増える可能性があります。
市は今後、説明会やパブリックコメントを行うとしています。
新座市は、公共施設は県内最少、人口密度は今後も上昇していきます。こうした特徴を持っています。その中で、地域の拠点を減らすことは、単なる施設削減ではありません。地域のつながりを弱めること、災害への備えを弱めることにもつながりかねません。大和田集会所は、地域コミュニティの拠点であり、防災上の重要な資源でもあります。にもかかわらず、十分な検証もなく。代替も不十分なまま廃止が検討されています。いま必要なのは、廃止ありきではなく、一度立ち止まることです。
4月には説明会が予定されています。これは、一つの施設の問題ではありません。これからの新座市のあり方が、問われています。ぜひ、みなさんの声を届けてください。
「集会所の廃止、学校・公民館の統廃合」等の公共施設再配置計画に対する説明会
4月18日(土)市役所第2庁舎ギャラリー
21日(火)栗原公民館
23日(木)大和田公民館
24日(金)西堀・新堀コミセン
全て15時〜の開催。
(にいざ民報 2026年4月5日 No.2114)


