障がい者支援施設の移転に市有緑地の一部を売却へ

建設常任委員会において、堀ノ内二丁目地内の市有緑地(保全緑地)の一部を、障がい者支援施設の移転予定地として売却する方針が報告されました。

移転を予定しているのは、社会福祉法人埼玉福祉事業協会が運営する障がい者支援施設「杉の子学園」です。

現在の施設はさいたま市内にありますが、荒川の洪水ハザードマップで家屋倒壊等氾濫想定区域に位置しており、水害リスクが高いことから移転先を探していました。移転予定地である堀ノ内地区はハザード区域外であり、周辺には医療機関や福祉施設も充実していることから選定されたとのことです。

一方で、移転予定地は建築に必要な接道条件を満たしておらず、隣接する市有緑地の一部を利用しなければ施設整備が困難な状況にありました。このため法人から市に対し、緑地の一部譲渡の相談が行われていました。

市は、

  • 障がい者支援施設の移転計画に妥当性があること
  • 新座市内には現在入所型の障がい者支援施設がなく、福祉の向上につながること
  • 将来的には新座市民の利用も期待できること
  • 地域貢献として屋外トイレの整備が予定されていること

などを理由に、緑地の一部売払いに応じる方針を示しました。

売払い予定面積は約282㎡です。また、施設内に整備される屋外トイレについては、施設利用者だけでなく、今後開放が予定されている保全緑地を散策する方や地域住民も利用できる形で整備される予定です。

緑地保全と福祉施設整備の両立が課題となる案件ですが、市は福祉の充実や地域貢献の観点から総合的に判断したと説明しています。

障がい者支援施設の移転後事業内容

(にいざ民報 2026年6月14日 No.2122)