公共施設再配置計画(素案)の見直し及び拙速な統廃合の中止を求める陳情を 自民・維新・公明・未来をつくる会が不採択
6月市議会に、「公共施設再配置計画(素案)の見直し及び拙速な統廃合の中止を求める陳情」が提出されました。
陳情は、①現在進められている「新座市公共施設再配置計画(素案)の決定をいったん保留し、市民の意見を真摯に反映した抜本的な見直しを行うこと。②地域の公民館、集会所などの統廃合にあたっては、財政効率のみを優先せず、住民の利便性と地域コミュニティの維持を最優先とすること、を求めるものです。計画素案については市議会初日5月29日に開催された全員協議会で、市民の意見に丁寧に対応するため計画の策定時期を延期する旨、説明がありました。
日本共産党の石島市議は19日の本会議で次のような賛成討論をしました。
「一定の見直しがなされるのではという期待が持てるようになったので、陳情を採択しなくても良いのではないかという意見の議員もいますが、陳情は全員協議会の前に出されています。例えば地域から存続の要望がある集会所は、代替え案を示すだけでなく建替えて欲しいと思っているので、市民の意見を真摯に反映した抜本的な見直しを求めるという陳情の内容についてはその通リだと思います。2点目の、住民の利便性や地域コミュニティの維持を最優先に考えてほしいということは陳情者だけでなく、市民説明会でも公共施設の役割の1つとして大事にしてきたことだと再認識されたと思います。最優先に考えてもらいたいと思うのは理解できます。新座市は計画を再検討しますが、財政効率のみを最優先に考えていたら見直せないと思います。この視点を大事にしてもらいたいと思いますので、陳情は採択するべきと考えます。」
他会派から本会議での討論はなく、自民・維新・公明・未来をつくる会が不採択、市民と語る会は採択としたので、陳情は不採択となりました。
4日の総務常任委員会では次のような反対討論がありました。
「陳情事項1については、既に計画策定の延伸と見直しの方針が示されていること、陳情事項2については、公共施設の再配置にあたリ特定の要素のみを最優先とするのではなく、財政面や将来需要を含めた総合的な判断が必要であることから、本陳情については不採択とすることが適当であると考えます」(未来をつくる会)。「全員協議会で策定時期の延期等の話があり、議会としても公共施設のあリ方検討特別委員会において検討を重ねてきました。地域の方はコミュニティのために地域の声を反映してもらいたいとの意見を出しています。陳情者の意見は大変理解できますが、市として誠意をもって対応にあたっていただいているので経緯を見守りたい。あえて市議会として出さなくてもいいと思います。不採択です」(公明党)。

(にいざ民報 2026年7月5日 No.2125)


