9・11から25年「テロとの戦い」で甚大被害 悲劇利用した憎悪扇動は犠牲者に泥

日本人24人を含む約3000人が犠牲となった米同時多発テロから11日で25年になりました。最大の犠牲者が出たニューヨークをはじめ米国や世界各地で追悼式典が行われました。国連の専門家や米反戦団体からは、「テロとのたたかい」がもたらした甚大な被害や現在に続く悪影響についての批判や根源的な問い直しの声が上がりました。

トランプ大統領は、ワシントン郊外の国防総省で行われた式典で「『テロとのたたかい』に従事した軍関係者に敬意を表する」と演説。イランを「テロの最大の支援者」などと描き、「これがわれわれが今日もたたかう理由だ」として、今年2月に開始したイラン攻撃を正当化しました。

人権団体「米イスラム評議会」のニハド・アワド事務局長は同日に声明を出し、世界中で多くの人々を犠牲にする「終わりなき戦争」を招いてきたと批判。団結し、「あらゆる場所で、人間の命という普遍的な価値のために立ち上がらなければならない」と呼び掛けました。

【しんぶん赤旗 9月14日より】

(にいざ民報 2026年9月20日 No.2135)