高すぎる国民健康保険税 政和会・公明党が賛成して可決 共産党「協会けんぽ並みに引き下げよ」と反対

高すぎる国民健康保険税 政和会・公明党が賛成して可決

高すぎる国民健康保険税に、全国各地で怒りが沸き起こっています。1人当たりの均等割と世帯ごとにかかる平等割を合わせると、全国でおよそ1兆円です。日本共産党は公費を1兆円投入して、高すぎる国保税を協会けんぽ並みに引き下げることを提案しています。

新座市では、昨年の3月議会で6年連続で毎年約5000円(一人当たり)の値上げを予定していることが示されました。市民の大きな反対運動もあり、2年連続の平成31年度からの大幅値上げはストップとなりましたが、埼玉県で統一する保険料をめざして①現在の4方式(所得割、均等割、資産割、平等割)の課税から2方式(所得割・均等割)に移行するための準備、②一般会計からの法定外くり入れ金を毎年減額するための国保税の改正案が表のように提案されました。

共産党は均等割が2000円増税されれば、夫婦と3人の子どもの家族の場合、1万円の増税、平等割が2000円減税されても差し引き8000円の増税となることを示し、今でも年収400万円の5人家族の場合では、協会けんぽが23万2968円なのに、新座市の国保では39万3800円と16万円も高い。さらに8000円の増税になるのはおかしいと反対しました。しかし、政和会(自民)・公明などの賛成多数で決定されました。

国保税の改正案

(にいざ民報 2019年3月24日 No.1806)