新座団地のバス停をなくすな!にいバス定員36人→ワゴン車定員14名に?

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

9月議会の一般質問で小野大輔市議がにいバスの見直しについて質しました。

小野議員:「新ルート案では、新座団地バス停がない。なぜなくしたのか?」

市民生活部長:「民間バスと重複するにいバスは回避が必要と考えている。」

小野議員:「市の計画の元になっているコミュニティバスの導入に関するガイドライン(国土交通省)に書いてあるのか。」

市民生活部長:「ガイドラインに書いてあるかどうかよりは本市の課題を抽出した上での改善策だ」

小野議員:「民間バスとの競合と言うが、バス会社とのヒアリングはどうなっていますか。バス会社は、『にいバスの運行は大きな影響は出てない』と答えている。

市民生活部長:「重複するルートを減らしても発着地点が同じならば通るルートが違っても競合に当たるという意見がある。」

小野議員:「要求した資料によると、北コースで乗車数が多いバス停は、1番が新座市役所で909人、2番目が新座駅の南口で778人、3番目が志木駅南口で747人、4番目が新座団地で604人。5番目が新座警察署前。新座団地郵便局170人、新座団地の東202人、団地地域は972人です。ニーズがあると考えられるのではないか」

市民生活部長:「要求資料のとおり、新座団地は多いと認識しでいる。ニーズもあると認識している。」

小野議員:「第4次新座市基本構想総合振興計画後期基本計画には『にいバスについて、路線・ダイヤの改正や運行バス台数の見直しなど、利用者のニーズを踏まえた運行の充実に努めます』とある。新座団地のバス停を減らすことはニーズを踏まえて後退させることになる。考え直すべきだ。」

市長:「利用者数は確かに多い。新座団地から3か所で約1000人になる。地域の人たちの利便をどうするか考えて、検討したい。」

続いて、にいバスがワゴン車に変更されることが検討されている事について小野議員は質問しました。

小野議員:「にいバスの見直しでは、ポンチョ型バスからワゴン車への変更が検討されている。定員はどれだけになるのか。」

市民生活部長:「ポンチョ型は36名定員。運転手が1名、座席が11名、それ以外が24名。ワゴン車は14名定員。運転手と助手席を除くと乗客は12人となる。」

小野議員:「ワゴン車のメリットは?」

市民生活部長:「小さいということだ。道幅等の選択肢は広がる。環境への低負荷もメリットになる。」

小野議員:「新しいルートでワゴン車になることで通過できる狭い道路を何か所想定しているか」

市民生活部長:「何か所かは想定していない」

小野議員:「ワゴン車に乗れなくなる市民の対応はどのように考えているのか」

市民生活部長:「乗れない人が出るような大きさで走るというのはふさわしくない。ワゴンタイプを導入する場合は、乗れない人がいた場合の対応は他市の事例などをみて考える。例えば他市では後続車を手配している」

小野議員:「乗れない人が出ないようにするということでいいのか」

市民生活部長:「乗れない人が出ることは絶対に避けたいと考えている」

小野議員:「ポンチョ型のいい部分というのもある。ワゴン車と決めないで対応してもらいたい」

新座団地のバス停がな<なる?見直しには新座団地、団地郵便局、団地東の記載なし

(にいざ民報 2021年10月17日 No.1921)