デルタ株の教訓踏まえた措置を

日本共産党の小池書記局長は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大について、国会内で記者会見しました。

「デルタ株による被害が大きく広がった教訓を踏まえ、絶対に繰り返さないための医療・検査体制の確立を、新規感染者が少ない今こそ一気に進める必要がある。政府が水際対策の強化を打ち出したのは当然の措置だ」と指摘しました。

また、入国検査・空港検疫が抗原定量検査となっていることについて「定量検査の精度は一定高いが、PCR検査と比べるとウイルス量が少ないものについては陰性と出る問題が指摘されている。より精度の高いPCR検査に戻すべき。オミクロン株を検出するためのゲノム解析も可能な限り全例で実施すべきだ」と述べました。

小池 晃 書記局長
小池 晃 書記局長

(にいざ民報 2021年12月5日 No.1926)