新座市でもデマンド交通の導入を 大和田多目的運動場に屋根とベンチの設置を

しまだ好枝市議
しまだ好枝市議

嶋田好枝議員は、9月15日の一般質問で取り上げました。

鳩山町では、デマンドタクシーが多くの町民に利用されています

嶋田議員】鳩山町は22年度も「町の幸福度調査」で埼玉県で第1位となりました。その要因の一つは、デマンド交通の導入により町民の足の確保ができているからです。デマンド交通の中身ですが、乗合タクシーです。自宅から目的地まで行けますが、複数の人が乗車し、全乗客の目的地を回りながら走りますので、通常のタクシーとは異なります。利用するには、予約が必要です。運行日は毎日で、午前8時から午後5時までです。運賃は、市内であれば、1回二百円です。費用面ですが、国庫補助金を使うので、市の支出はそんなに多くはありません。鳩山町の取組を参考に、新座市でも、ぜひデマンド交通を実現していただきたい。

市長】デマンド交通は路線バスやコミュニティバスではカバーすることができない交通空白地域がある際などに、これを補完する交通手段として有効な方法の一つとして捉えています。にいバスの再編を行ったのでデマンド交通をすぐに導入する考えはありませんが、今後も他市の取組状況を注視しながら、研究は進めていきたいと思っています。

嶋田議員】市は最初、にいバスだけでなくデマンド交通もやるつもりだったと認識しています。デマンド交通の検討はいつ頃から始めるのか、方向性はいつ頃出るのか、お答えください。

まちづくり未来部副部長】デマンド交通については、他市の状況を把握したり調査研究は常にしているところですが、検討時期については、検討するかどうかも含めて、まだ未定です。にいバスだけで交通不便を解消できない場合、一つの手段としてデマンド交通はありだという風に思っています。

大和田多目的運動場に屋根をつけることになりました

嶋田議員】この運動場は多目的に使われるということで、予約の団体だけでなく、自由に使うこともでき、ボール遊びもできると聞いています。今後、多くの団体・個人が利用されることと期待をしています。運動をするときに、屋根とベンチはどうしても必要と考えます。設置の予定はあるのでしょうか。

教育長】調整池の上の運動場なので、樹木等を植えるということは難しいので、日陰を確保するために、幅5m、奥行き2mの日よけシェルターを2台、9月25日に設置しました。運動した後、日陰で休憩できると思います。

(にいざ民報 2023年10月15日 No.2010)