工藤かおる候補 約4割獲得し善戦健闘

7月7日投開票の新座市長選挙は「市民のための明るい新座市政をつくる会」と日本共産党が推薦する、工藤かおる候補が約4割の15449票獲得し、善戦健闘しました。当選は現職の並木まさる候補でした。

工藤かおる候補は、6月11日の出馬表明後、①学校給食費の無償化と有機農産物の活用、②削減された福祉の復活、③にいバスの改善とバス・タクシーの利用料補助、④国保税・介護保険料の引き下げ、⑤ジェンダー平等の推進、⑥住宅リフォーム助成制度の復活などの政策を掲げて連日、駅頭や街頭で訴え抜きました。市民からは「よく出てくれた」「入れますよ」など激励が相次ぎました。

並木まさる候補は出発式で、「財政非常事態宣言下で、百億円貯めた」と豪語し、土地区画整理事業や、都営地下鉄12号線の延伸、関越自動車道へのスマートインターチェンジの設置などの大規模開発を優先することを明らかにしました。

工藤かおる候補は当選には至りませんでしたが、この選挙を通じて、大規模開発優先の並木市政は、市民の生活を悪化させており、広範な市民の願いは、福祉の充実にこそあるということが明らかになりました。

日本共産党は工藤かおる候補が掲げた公約実現のため、市政の改革を目指して引き続き奮闘します。

市長選挙結果

花束

(にいざ民報 2024年7月14日 No.2039)